AndroidテザリングでPCを接続できない。「インターネットなし、セキュリティ保護あり」
AndroidのWi-Fiテザリングは安定した良いネット回線として使えます。iPhoneに対する優位点の一つ。
今回、WindowsのWiFi接続で「インターネットなし、セキュリティ保護あり」と表示が出て、WiFiにはつながっているのに、ネットに繋がらない症状に悩まされました。
素早く見るための目次
症状
Windows側のWiFi接続を自動接続としているため、スマホのテザリングをONにすると自動でテザリングのWiFiには接続できます。
ところが、「インターネットなし、セキュリティ保護あり」と表示されて、ネットには繋がりません。
iPhoneやAndroidを子機にして繋いでみると、接続中のままになり途中で切断されてしまいます。
Windows10で正常につながったときの表示
原因は便利アプリだった
今回はスマホが少し苦手な人用なので、テザリングを簡単にできるようにとテザリングON/OFF切り替えアプリをインストールしていました。
実はこの便利アプリが原因でした。
便利アプリでOFF/ONすると、「インターネットなし、セキュリティ保護あり」となります。ややこしいのは毎回ではないこと。ちょっとテストしてみると1回/6回は問題なし。一番最初にうまくいくとアプリを原因から除外するためなかなか気づけません。
スマホ慣れしている人ならアプリの多少の不具合は問題ありません。今回は苦手な人用なので、便利なアプリは見送ることにします。他の同様のアプリなら大丈夫かもしれませんが、今は良くてもupdateしたらおかしくなるということもあり得ます。不安要素は取り除いておきましょう。
アプリやアプリ制作者が悪いわけではなく、スマホとの相性的な問題です。すべての機種の動作は確認できませんからこういう事があるのは珍しくありません。うまく動かない原因をある程度探るのは利用者側の責任です。
設定画面からの設定なら正常
テザリングOFF/ONで5~10秒程度でWindows子機の接続可能。他のAndroid、iPhoneの接続も問題なし。
PCでは以下の動作も確認
- radikoで少量データの長時間連続動作
- YouTube FullHD動画で大量データの連続再生
- 1時間に1回1kbyteほどのデータアクセスなど断続動作(スクリプトを使う)
- スマホ側のテザリングON/OFFを頻繁に切り替える(1分ごと20回)