楽天モバイルのデータ通信使い放題は自宅ひかり回線の代わりに
自宅のネット用に固定回線としてADSLやひかり回線を使うのが主力。ADSLは2023~2024年にサービス停止予定。ひかり回線は費用が高め。
楽天モバイルの電波エリアに住んでいれば、自宅の固定回線を楽天モバイルに置き換えられる可能性があります。
固定回線で欲しい速度、実効速度
オンラインゲームのように特殊な使い方だと、pingも含めて速度的な妥協はできませんが、動画なら10Mbps、高画質4K動画で20Mbpsが希望速度。
ADSLは1Mbpsから50Mbpsまで幅広メニューが有り、NTT局からの距離で大きく速度が異なります。都市部のようにNTTからの距離が近い地域では5Mbpsから10Mbps程度。
ひかり回線は100Mbpsから10GBbpsのメニュー。広く普及している100Mbpsサービスは加入者が多い地域で2Mbpsから10Mbps、加入者が少ない地域なら30~80Mbpsあたり。
携帯電話会社サービスの速度
現在、大手携帯会社の4Gでの通信速度は20Mbpsから80Mbps程度。
楽天モバイル(MNO UN-LIMIT)も現状20Mbpsは確保できているようです。加入者の急増で一時的に速度低下なども有り得ますが、最終的に他社並みの20Mbpsは確保するでしょう。
国内でも高速通信5G規格が2020年からスタートし、100Mbpsが目安になる可能性もあります。ただ、5Gは利用する周波数が高いため建物内へ届きにくい。基地局が十分に確保されるまでは電波状況はあまり良くないのが欠点。
当面は楽天モバイルが提供している4G規格で20Mbpsあたりが目安。20Mbpsは高画質4K動画再生も可能なため、楽天モバイルで対応できます。
楽天電波だけを掴める場所なら固定回線代わりになる
楽天の基地局の電波をつかめるエリアならデータ通信は使い放題。楽天電波を掴めないとau電波を使うことになりデータ通信量は2GBが上限です。
楽天の電波をつかめるかどうかで、まるで違うサービスになります。
まだ楽天モバイルのカバーエリアは狭く、東京、名古屋、京都、大阪近辺のみです。エリアマップ
濃いピンク部分が楽天のエリア。ただし、このエリアでもauの電波を掴む可能性が高いので使い放題対象外になる場合もあり。
運良く楽天の電波だけを掴む場所に住んでいれば、品質・価格で光回線の代わりになります。
キャンペーン適用で1年間は無料で使えます。楽天モバイル
- 初期費用 3,300円(税込み)分を楽天ポイントで還元
- 月額基本料:2,980円。1年間無料
- オンライン申込みで3,000P還元
楽天電波のエリア内に住んでいる場合は、光回線代わりに使うことを前提に楽天モバイルのキャンペーンに応募しておきましょう。もしも、楽天の電波をつかめない、速度が出ないなどの問題が発生した場合でも1年間は無料のためダメージは有りません。1年かけて光回線の代わとして使えるかをじっくり確かめられます。
気になる点
- PC等外部機器を接続するためのテザリングは別料金がかからないか?
- かからない
- 無制限と言っても実際は上限がありそう
- 10GB/日のようです。高画質動画を長時間見ると不足するかもしれませんが、ユーザー側の工夫次第で対応可能なレベル。
- 楽天エリアでもauの電波を掴むかも
- 一部のスマホはbandを固定できます。楽天が使っているB3(1800MHz)を掴むように設定
- 楽天の電波を掴んでいるのかauの電波を掴んでいるのか判断できるか
- アプリでチェック可能