auひかりの3年更新月が近いのでモバイルに入れ替えたほうがお得かも。計算してみる
知人の自宅ネット固定回線auひかり(戸建て)の3年更新が近づいているので、別のサービスに乗り換えたらお得かを計算(税抜)してみます。
利用状況
通信・エリアの状況
- auひかり回線、ひかりでんわを利用
- 楽天モバイル・un-limitのエリアのため、高速データ通信が使い放題適用可能なエリア
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モバイルサービス内容
2つのモバイルサービスへの移転とします
- 楽天モバイルの通信サービスは、楽天エリアなら使い放題(厳密には1日10GBで速度規制)。ライトユーザーには速度も十分
- おうちのでんわは固定電話の番号を引き継げるソフトバンクのサービス。LTE通信利用のモバイルサービスですが、使い勝手的には固定電話とほぼ同じ。
モバイルへ移転した場合の利用方法の変化
- 通信:auひかり回線を楽天モバイルに変更
- スマホテザリングまたはSIMルーターでWiFi
- 必要があればWiFiを有線LANに変換
- ルーター部分を置き換えれば現在と同じ使い勝手にできます
- 電話:auひかりでんわをソフトバンクのおうちのでんわに変更
- 使い勝手は有線固定電話とほぼ同じ
- FAX送信時に電話番号に付加番号0091が必要
- 自動的に番号を付加できるプレフィックス機能を使えば、いままで通りに使えるため問題なし
費用と利点・弱点
月額料金
現状:auひかり
- auひかり 4,900円
- auひかり電話 500円
- au電話料金割引 -1,000円(スマートバリュー)
- 合計 4,400円
移転先:楽天MNOとsoftbankおうちのでんわ
- 楽天モバイル 2,980円
- おうちのでんわ 980円
- 合計 3,960円
モバイルへの移転での利点、弱点
利点
- 月額 440円の節約
- 外出時のテザリングを楽天モバイル利用することで節約できる
- auひかりの3年更新縛りから開放される。更新月以外の解約で15,000円の解約金を気にしなくても良い
- 楽天モバイル、おうちのでんわには更新月、解約金は無し
- 楽天モバイルは1年間無料キャンペーン。契約料もポイントバックされて、1年で4万円以上の費用が無料に
- おうちのでんわの料金は初年度は約半額の500円に割り引かれるため、1年目は約6,000円の節約
弱点
- 楽天モバイルのデータ通信サービスは始まったばかりで安定性に少し不安
- トラブル時には手持ちau携帯のテザリングでカバーできるためさほど心配はなさそう
- 楽天モバイル用端末が必要。中古も含めて考えれば1万円以下で用意できる
- おうちのでんわは今使っている電話番号移転のために数千円の費用がかかる
- auひかり(戸建て)の工事費が60回分割のため、残り625円x(60回-36回)=15,000円を解約時に支払い
- ただし上3つの費用は、楽天モバイルの1年無料キャンペーン(4万円相当)があるため、余裕でカバーできます。
まとめ
月の節約額は440円と僅かですが、更新月の解約金縛りが無くなるのはメリット。モバイルは工事不要なため、より良い新サービスが登場した際にすぐに移行できるのも利点。
ただし、新しいもの、新しいサービスは大半の人が抵抗感を持つもの。金銭的なメリットが小さい場合には、強くおすすめしないほうがいいと思います。
自力で必要な機材を揃えられて、多少のトラブルなら娯楽として楽しめるような人なら、モバイルへの移行にチャレンジですね。