ドコモの119番通報できる腕時計SK-41Dは高齢者にも良さそう
ドコモから2024年夏発売予定の子供向け腕時計が発表されました。子供向けとなっていますが、大人の緊急通報用に便利そうです。
単身世帯が多い高齢者にとって、いざというときに緊急通報できる道具は欲しい物。携帯電話だといざというときに手元になかったり、アワアワとして見つけることができなかったりの可能性があります。
腕時計ならいざというときに緊急通報がしやすいはずです。
腕時計の仕様
時計のセイコーグループでの開発製造のため、防水、防塵、耐衝撃性など時計の基本についてはトップレベルの品質。
仕様はシンプルで、ショートメッセージと通話ができるだけ。
子供の安全を守ることが目的の商品なので、知らない人との通話やメッセージ交換ができないように事前登録した(主に親)としかやり取りできなくなっています。
緊急用と考えれば110番119番に通話できればOKなので、この制限された仕様でも問題有りません。
充電時間、待ち受け時間は未定。1日1回は充電が必要とのこと。
時計の精度は通信で補正されるため時間はいつもピッタリ。
価格は未定。子供用と考えると2~3万円程度でしょう。ドコモのキャンペーンで0円に近い価格設定も予想できます。大人だと安く購入できないかもしれませんが安心を買うと思えば数万円なら許容できそうです。
ドコモ通話契約
キッズケータイは12歳以下の子供が対象の商品。大人が契約するには子供向けではない通常のプランの契約が必要です。幸いirumoプランは月額550円のためこれで契約できれば維持費を安くできます。
まだ発売されていないため、大人は一切契約できないと可能性もあります。
もしも大人契約がダメな場合は、中古品や新品同様の品がamazonや中古販売業者(イオシス)での購入ができます。SIMロックはかかっていないためドコモ系のMVNO事業者のSIMが使えると予想しています。
appleWatchと比べて
appleWatchは通話やメッセージだけなく、転倒、衝撃自動通知、心拍数記録など多機能です。そのため初期設定が面倒、OSアップデート等での仕様変更で使い勝手が代わったりと正直デジタル機器に強い興味がない人以外にはあまりオススメできないものです。
ドコモの腕時計SK-41Dは緊急時に通話・メッセージが使えるという最低限の仕様で、機械が苦手な人は110番119番通報だけ練習すればOK。
いざというときの例
入浴中:日本は肩まで浸かる入浴法のため体の負担が大きく、浴室での事故の多さは世界トップレベル
室内での転倒:高齢者は外出時の転倒よりも、室内での転倒が多い。
別荘で古いウッドデッキで踏み抜いてしまい身動きが取れない。周りに人がいなくて難儀(聞いた話)
その他、トイレ、踏み台に乗ってよろめく等
まとめ
いざとうとき110番・119番できるツールと割り切って購入契約すれば、自分も縁者も安心度が高まります。
これに慣れてもっと多機能が欲しくなれば、appleWatch等のスマートウォッチ(amazon)を購入すれば良いでしょう。