ヨーカドーのセルフレジ、スマホレジでアプリクーポンが使えるようになった

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大型スーパーのヨーカドーやイオンは地場のスーパーやドラッグストアに比べれると価格は高め。

価格差をカバーするためにヨーカドーはスマホアプリでクーポンを提供しています。5~10%程度の値引きが受けられるため、キャッシュレッスキャンペーンと併用すれば商品によっては割安。

クーポンがあってもヨーカドーをあまり利用しなかったのは、アプリクーポンが有人レジでしか使えなかったこと。せっかく空いているセルフレジがあるのにクーポンを使うために混雑する有人レジに並ぶのは時間のロス。クーポン値引き額と失う時間を比べるとメリットが有りません。

イオンとヨーカドーを比べると、イオンがスマホレジやクーポン込みでの高速会計で先行しているのに対して、ヨーカドーのレジ関連の貧相さは足が遠のく原因でした。

スマホレジ、セルフレジでアプリクーポン対応に

アプリクーポンには注意書きがびっしり書かれていて、その中に使えるレジが記述されています。2023年中頃からIYマイレジ・セルフレジでアプリクーポンが使えるようになりました。

アプリクーポンに対応するレジの変遷

IYマイレジとは客のスマホで商品バーコードを読んでからお店の専用レジで決済をするもの。運営会社によって名称は異なりますが「スマホレジ」と呼ばれています。

セルフレジとは客自身が専用のレジで商品のバーコードを読ませて会計まで済ませる方法。

お会計セルフレジとは店員さんが商品バーコードを読んで、支払いは別の端末で客がセルフで支払いをするもの。これも各社名称がバラバラですが「セミセルフレジ」と呼ばれることが多いようです。


2023年2月

  • セルフレジでは利用できません


2023年7月

  • セルフレジでは利用できません
  • IYマイレジ・お会計セルフレジではご利用いただけます


2023年10月

  • 一部のセルフレジでは利用できません

IYレジとお会計セルフレジでの利用ができるのは当然ということで記載が省略されたようです


2023年12月

  • 一部のセルフレジでは利用できません
  • IYマイレジ・お会計セルフレジではご利用いただけます

前2つとはクーポンの種類が異なるためなのか、明確化したいためなのか、IYマイレジ・お会計セルフレジで使えるとの記載が復活

IYレジは空いていて早い、予算ピッタリの買い物もしやすい

混雑している有人レジを避けられるためクーポンを利用するデメリットがなくなりました。

セルフレジはそこそこ混雑しても、IYマイレジならnanaco5%OFFの日の最も混雑する時間帯でも待ち時間なし。普段ならガラガラです。

月初に配布される2,000円以上利用で200円引きクーポンの場合は、IYレジを使うとぴったり2,000円の買い物で最高効率10%還元を狙えます。ゲーム感覚ですね。

まだ過渡期

スマホレジ(IYマイレジ)はそれなりに便利ですが、まだまだ物足りない。ヨーカドーはイオンのスマホレジ(レジゴー)に比べてもスマートさで少し劣ります。イオンとヨーカドーの比較記事は準備中。

誰もが高性能なスマホを持っているのに、社会がその資源をまだ活かせていません。日本だと事業者も利用者も新しいものを避けたい気質が強すぎて難しそうです。先端技術国2TOPの米国・中国での新サービス競争で評価が定まってからの導入待ちですね。

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