ゆうパックスマホ割アプリが使いやすくなった。割安感は薄れる

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2019年10月以来4年半ぶりにゆうパックスマホ割を利用してみました。

唯一の欠点が解消された

2019年に不満だったのは、ゆうパックスマホ割アプリをログアウトしなくても1時間ほど経つと再度ログインパスワードを求められること。自宅で準備して郵便局に行ってアプリを起動するとパスワードを求められたりするのがとても不便でした。

2024年3月のバージョン1.1.33では一般的な金融系アプリと同様、IDとパスワードを保存するかどうかをユーザーが決められようになっています。併せてFaceIDなど生体認証にも対応しています。

欲しい情報は網羅されシンプル

4年半前の時点で必要最小限のシンプルさで機能に不満はありませんでした。今回のバージョンの印象も同様にシンプルでわかりやすく満足できる内容です。テキスト主体で通信量も少なそうです。

ゆうパックスマホ割の長所短所

長所

  • 送付ラベル不要。アプリで表示させるQRコードを郵便局窓口で示せばラベルが印刷されます
  • 相手先住所等のデータをアプリで保存できる
  • 割安
    • ゆうパックの基本運賃から180円割引。但し通常のゆうパックでも郵便局に持ち込むと120円割引のため実質60円の割引
    • 相手が受け取る場所を郵便局に指定すると100円割引
    • 年間10個以上の発送で次の発送から10%割引

短所

  • 郵便局窓口(&ファミマのはこポスの一部)でのみ受付。郵便局はコンビニ比べる営業時間が短く、局数はコンビニよりは少ないため近所に無いかもしれない
    受付場所検索
  • 支払いがクレジットカード(デビット、プリペイドもほぼ対応)のみ。他のキャッシュレスキャンペーンを使えないのは短所

ゆうパックに対する料金的な優位性は低下

2020年2月から郵便局の大半がキャッシュレスに対応したため、キャッシュレス運営会社のキャンペーンがあれば通常のゆうパックを使ったほうが割安になることがことが増えました。

例えば

神奈川→大阪 120サイズだと

  • ゆうパックで郵便局持ち込み発送 1,820円
  • ゆうパックスマホ割:1,760円・・60円お得

仮にクレカ以外のキャッシュレスのキャンペーンで5%還元があれば、ゆうパックは1,820円x95%=1,729円

クレカの通常還元1%でゆうパックスマホ割を使うと1,760円x99%=1,742円

この条件だとわずか13円ですがゆうパックのほうがお得です。

コード系のキャッシュレスキャンペーン等があれば運賃が高額になるほどは差は大きくなります。

まとめ

ゆうパックスマホ割は郵便局持ち込みができ、運賃が安い小型近距離配送ならおすすめ。運賃が1,500円を超える場合はキャッシュレスキャンペーンを調べると、通常のゆうパックの方がお得かもしれません。

キャッシュレスの細かいキャンペーンにこだわらない場合は、ゆうパックスマホ割の宛先管理機能や送付ラベルを用意しなくても良いというゆうパックスマホ割のスマートさが利点になります。

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