高額なら長持ちする。という事は無いです

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20万円以上で買ったドラム型洗濯機が5年で壊れ、奥さんをなだめるのが大変というような話題が。

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その洗濯機が高額なのは高性能・高機能なため。さらに高額品は生産台数が少ない→生産コストが高い→販売価格が高い となります。 修理代金も本体価格に見合った設定になるため当然高額。

高額な洗濯機を購入したは、その贅沢な機能に魅力を感じたから、のはずなんです。

高額な商品だからいつまでも無料で保証しろとなると、アフターコストを上乗せして100万円以上に設定しないと商売にならないでしょう。そうするとますます補償内容を充実しろという要求が出てきて200万円の設定になるかもしれません。 当然そんな高額なものは売れませんから、高機能製品の需要層に見合った価格になるものです。

ちなみに、メーカーは安いものも高額なものも寿命は同じように設計するのが普通。 安い物はすぐ壊れてもいいというのは、消費者からすると納得できませんから。 むしろシンプルな安い商品の方が部品点数が少なく長寿命なのは工学的に当然。

自動車は高いから長寿命を要求するという話は聞きません。1000万円の車の修理代が100万円超になるのはごく普通。たぶん、高額な車はある程度の資産もしくは収入がある人が購入するため、高額なアフター費用に騒ぐような層は購入前に足切りできているのでしょう。

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