電球型蛍光灯 改良の歴史はゆったり

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電球型の蛍光灯はすでにLEDに取って代わられつつあります。

蛍光灯は点灯直後が暗い、低温環境化では暗い欠点があり、長い時間をかけて改良が積み重ねられてきました。

電球型蛍光灯改良の歴史

keikoutou-denkyu

  • 電球型蛍光灯がくねくねした作りなのは
  • 蛍光管はある程度の長さが無いと発光効率が悪いため
  • 発光効率を高いまま電球サイズに収めるためには、長い蛍光管をくねくねと曲げる必要があった
  • 曲げた蛍光管は、丸棒タイプの直管と違って熱がこもりやすい。 時間とともに、温度上昇し照度が落ちて暗くなる
  • 高温になっても明るさを保つために、蛍光管内の水銀の蒸気圧を適切に保つように調整したい。蒸気圧を適切に保つためにアマルガムという金属の粒を入れる。 アマルガム制御という。
  • アマルガム制御で高温側で適切な明るさにすると、冬場の低温環境では蛍光管の温度不足になり明るさが不足する。
  • もっと低い温度で制御するために、蛍光管の放熱方法を変える。 方法は蛍光管の先端に突起を設けて、シリコンを介して外側の電球型のガラス球に接触させ、ガラス球を通して放熱させる。 これで蛍光管内の水銀蒸気圧をより低温側に設定でき冬場でも明るくなった。
  • 残る欠点は点灯直後の明るさが白熱球のように明るくない事。解決のため小さな白熱電球を蛍光管の間に入れて、点灯直後の明るさを補う構造に変更。 温度が上昇し蛍光管の明るさが十分になったた時点で白熱電球が消えるようにした。

地味でゆったりな内容。詳細

LEDには弱点が少ない

LEDはもともと素性が良いものです。十分な明るさを確保でき、価格が下がったことで白熱電球・蛍光灯を急速に置き換えてます。

  • 点灯直後から明るい
  • 外気温に影響されない
  • 省エネ
  • 長寿命

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蛍光灯の製造をやめてLEDにシフトすると宣言したメーカーも登場。

LEDの価格は順調に下落

十分な性能と価格を備えたLEDは、2014年ころから普及し始めました。LEDの長寿命は取り換え頻度が低いという大きなメリットがあるため高齢化社会にマッチします。

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