楽天モバイル用のスマホ。おサイフケータイとデュアルSIMの対応状況一覧
楽天モバイルが1年間無料サービスを実施中。スムーズに使ってもらえるようにスマホも安売りをしています。
欲しい機能
おサイフケータイ
日本のローカル規格であるおサイフケータイ。いずれ海外のNFCに取って代わられるとは思いますが、しばらくは便利な機能として重要。
Suica、QUICPay、iD、Edy等。特に交通系のSuicaは必須じゃないでしょうか。
スマホ決済の各種のキャンペーンを逃さないためにも、おサイフケータイは外せない機能です。良いキャンペーンだとスマホ本体代金を十分回収できます。
デュアルSIM機能
まだ一般的とは言い難い機能ですが、楽天モバイルを使うにはそこそこ重要視したい機能です。
楽天モバイルのサービスは立ち上がったばかり。数年は大小のトラブルがあるという前提での利用です。
デュアルSIM機能があると、一つのスマホに2枚のSIMをセットできます。例えば1枚はドコモのSIM、もう1枚を楽天のSIMで使えます。
1台のスマホで必要に応じて2社の電話会社で通話発信・着信を選べます。DSDS(DSDV)対応なら着信の同時待ち受けが可能。
普段は1年間料金無料の楽天モバイルを主体に使い、なにかトラブルがあればドコモで通話・通信ができるわけです。
両方を備えた機種は少ない
おサイフケータイが国内ローカル規格なため、大手携帯会社が販売するスマホの多くに搭載されています。海外を主体とするスマホメーカーにとっては、あまり重要な機能ではないため搭載されることがほぼありません。海外スマホは国際規格のNFCに対応しています。
デュアルSIMは利用者には便利ですが、携帯会社にとってはあまり都合が良いとは言えない機能。月々の料金で少しずつ回収する前提でスマホを値引き販売しても、他社のSIMを使われると料金での回収が難しくなります。更にユーザーサポートも複雑化し、サポートコストが増大します。
国内携帯会社3社にとってデュアルSIMはメリットがないため、標準でデュアルSIM対応機種であってもその機能を潰して販売しています。
海外スマホメーカーが、おサイフケータイというローカル機能に対応するためにはお金と手間がかかります。その割に販売数が少ないという状況では今後も両機能を備えた機種はあまり増えそうに有りません。
もともとSuicaの開発元のソニーが国際的に見てちょっと問題のある行動でFelica規格を作ってしまったのが原因。後に国際規格化するチャンスは有りましたが、結局日本ローカル規格となっていしまいました。システムの値段が高すぎるのが一番のネックでしょうね。
楽天のスマホ仕様一覧
楽天といえばポイント還元。スマホもポイント還元を使って実質的な価格を安くしています。
下の一覧表では、税込価格から還元ポイント分を差し引いた金額を割引適用価格としてします。
デュアルSIM(eSIM)とおサイフケータイを備えた機種は無し。
デュアルSIMはやや特殊なので、おサイフケータイだけに注目すると大半が対応しています。安い機種なら15,000円程度とお手頃です。
機種名 | 税抜 | 税込 | 還元 | 割引適用価格 | デュアルSIM | おサイフケータイ |
---|---|---|---|---|---|---|
AQUOS sense3 lite | ¥28,319 | ¥31,151 | -¥10,000 | ¥21,151 | x | ◯ |
AQUOS sense3 plus | ¥42,864 | ¥47,150 | -¥10,000 | ¥37,150 | x | ◯ |
arrows RX | ¥29,819 | ¥32,801 | -¥10,000 | ¥22,801 | x | ◯ |
Glaxy A7 | ¥17,000 | ¥18,700 | -¥15,000 | ¥3,700 | x | x |
Galaxy Note10+ | ¥115,273 | ¥126,800 | -¥10,000 | ¥116,800 | x | ◯ |
Galaxy S10 | ¥90,728 | ¥90,728 | -¥15,000 | ¥75,728 | x | ◯ |
HUAWEI nova 5T | ¥54,364 | ¥54,364 | -¥10,000 | ¥44,364 | x | x |
OPPO A5 2020 | ¥26,182 | ¥26,182 | -¥10,000 | ¥16,182 | DSDV | x |
OPPO Reno A 128GB | ¥35,273 | ¥35,273 | -¥10,000 | ¥25,273 | x | ◯ |
Rakuten Mini | ¥1 | ¥1 | ¥0 | ¥1 | x | ◯ |
Xperia Ace | ¥49,819 | ¥49,819 | -¥15,000 | ¥34,819 | x | ◯ |
本体価格とおサイフケータイを重視するなら
普段からスマホ2台持ちをしている人ならデュアルSIMは不要。
手持ちの「UQ版 Galaxy A20」が条件に合うため楽天モバイル用として使っています。amazonで新品を15,000円以下で買えます。
おすすめ理由を列挙すると
- 楽天モバイルに対応している
- 楽天エリア(B3)、auエリア(B18/19)に対応
- 楽天モバイルのSIMをセットするだけですぐ使える。設定不要
- 楽天LinkアプリでSMS認証可能。auエリアでもOK
- 楽天Linkアプリでの認証を済ませると契約料分の楽天ポイント3,300Pが付与されます。ここ大事
- 通話、通信、SMS、テザリングOK
- 性能はミドルクラス
- おサイフケータイ対応
- 性能を要求するゲームアプリは厳しい
- Galaxyなので低価格中華スマホのようなトラブルを心配しなくても良い
- 電池容量は大きい
- 無料通話をするための楽天Linkアプリの条件Android6以上を満たす。Galaxy A20の仕様はAndroid9です。
- カバー付属でちょっとお得感。液晶パネル保護はガラスフィルムを購入
- UQ版を選ぶ理由
- UQ版はもともとSIMロックが掛かっていない
- ドコモ、auは条件を満たせば無料でSIMロック解除可能
- 中身は同じなのにau版より安めの傾向
- auとの違いはプリインストールアプリ。不要なら無効化できます。
- ドコモ版だとB18/26を使うためには操作が必要で知識がない人には面倒
- UQ版はもともとSIMロックが掛かっていない
UQ版 SCV46 |