60歳以上で電話かけ放題を基本料込み2,000円以下で利用できる携帯・スマホプラン比較
電話での話が長くなりがちな世代にとって、どの電話会社を選べば電話かけ放題を安く利用できるかは気になるところ。
電話会社側でも60歳以上には通話料金が訴求できると考えているようで、各種割引が用意されています。
格安SIMも含めて多くの事業者が参入している中で、月料金が2,000円以下になるものをピックアップして比較してみました。
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料金比較
比較表です。左から2列目が月額料金。
電話かけ放題はオプションとして設定されているため、基本料とオプション料の合算が月額料金になります。
プラン | 月額 | 基本料 | かけ放題 オプション | メモ |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | ¥1,078 | ¥1,078 | ¥0 | アプリ必要 |
povo2.0 | ¥1,650 | ¥0 | ¥1,650 | |
UQモバイル | ¥1,760 | ¥990 | ¥770 | 条件あり |
ワイモバイル | ¥1,760 | ¥990 | ¥770 | 条件あり |
HISモバイル | ¥1,770 | ¥290 | ¥1,480 | |
日本通信 | ¥1,890 | ¥290 | ¥1,600 | |
nuroモバイル | ¥1,870 | ¥440 | ¥1,430 | |
OCNモバイル | ¥1,980 | ¥550 | ¥1,430 | |
mineo | ¥1,460 | ¥250 | ¥1,210 |
- 楽天モバイルは専用アプリ「RakutenLink」を使うことでかけ放題は0円。基本料も含めて1,078円と最安。
- meneoは通話用として割り切った基本料250円プラン。かけ放題オプション1,210円
- povo2.0は基本料0円でトッピング(オプション)が1,650円。
- UQモバイルとワイモバイルは条件付きの料金。条件無しだと3,000円超えで高額。
- UQモバイルの条件
- 基本プランは「くりこしプランS+5G」3GB
- auでんきかau系の固定回線利用で、基本料から-1,188円の割引(説明)
- 60歳以上の場合、かけ放題1,870円から1,100円割引で770円
- ワイモバイルの条件
- 基本プランは「シンプルプランS」3GB
- ソフトバンク光かソフトバンクAirの利用で、基本料から-1,188円の割引
- 60歳以上の場合、かけ放題1,870円から1,100円割引で770円
- 日本通信はデータ通信が従量制で1GB以下なら基本料290円。かけ放題オプション1,600円
- HISモバイルは1GBプランでデータ消費量が100MB未満の場合は基本料290円。かけ放題オプション1,480円
- nuroモバイルは独立したかけ放題プランでデータ量1GBを含む。月額1,870円
- OCNモバイルは500MBプランで基本料550円。かけ放題プションが1,430円
各社の長所短所
- ◯ 月額1,078円で最安
- X スマホアプリRakutenLinkを使わないとかけ放題にならない
- X iPhoneは着信は標準アプリ、発信はRakuteLink。着信後の折り返し電話でうっかり標準アプリで発信して通話料金がかかる場合がある(説明)
- X RakutenLinkは通話品質がやや劣る。通話しづらいことがたまにある
- X 都市部でauローミングが終了した地域だと楽天電波が届かない事がある。特に大型の建物中で圏外に。プラチナバンドの獲得までは厳しい状況が続きます(説明)
- ◯ AndroidならSMS送信も無料
- ◯ スマホ購入で楽天ポイントの還元がありお得
- ◯ 楽天市場での買い物が1%お得
- ◯ 2番目に安い1,460円
- ◯ 3つの電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)から回線を選べる。他社にない利点
- ◯ ドコモ回線、ソフトバンク回線は3G停波までガラケーが使える。au回線は4Gスマホ、4Gガラホが使える
- X データ通信が32kbpsと低速なため電話用途割り切って使わない人には厳しい
- ◯ 3番目に安い1,650円
- ◯ auの設備を使うので電波状況はauと同じ
- ◯ auが販売した4Gスマホ、4Gガラホが使える
- X スマホアプリからの申込みが必須なため、年配者にはやや難しいかも。わかる人が手伝えば問題なし
- ◯ auの設備を使うので電波状況はauと同じ
- ◯ auが販売した4Gスマホ、4Gガラホがほぼ使える
- X 複数の割引条件を満たすと安いが、満たさない場合は高額
- ◯ ソフトバンクの設備を使うので電波状況はソフトバンクと同じ
- ◯ Yahooプレミアムが月額無料になる
- ◯ ワイモバイルオンラインショップでAndroidスマホセールがよく行われていて、機種変更でも安く購入できることがある
- X ソフトバンクが販売した古いAndroid系の端末は使えないことが多い
- X 複数の割引条件を満たすと安いが、満たさない場合は高額
- ◯ 使える端末が豊富。ドコモの販売したガラケー、ガラホ、スマホが使えます
- ◯ ドコモのガラケーは2007年以降のものが使えます。ただし2026年3月末まで
- ◯ ドコモの電波を使うため山間部や沿岸部で圏外になりにくい
- ◯ 申込みはネットのみですが、内容もサイトデザインもシンプルなので手続きは簡単
- ◯ 日本通信はスターターパックをamazonで購入すると少し安くできる
- かけ放題重視ならHISモバイル、データ通信重視なら日本通信
- ◯ ドコモ回線とau回線どちらかを選べる
- ◯ 使える端末が豊富
- ◯ サイトデザインがシンプルで申し込みしやすい
- ◯ 初期費用3,300円が無料になるキャンペーン実施中。終了日未定
- ◯ 契約時にAndroidスマホを大幅値引きで買える
- ◯ 使える端末が豊富。ドコモの販売したガラケー、ガラホ、スマホが使えます
- ◯ ドコモのガラケーは2007年以降のものが使えます。ただし2026年3月末まで
- ◯ ドコモの電波を使うため山間部や沿岸部で圏外になりにくい
- △ ネットからの申込みはサイトがごちゃごちゃしていてややわかりにくい。ドコモショップでも受け付けてくれますが混雑していることも多く来店予約必須なのが面倒
電話会社によって使い分ける
mineoのトリプルキャリア対応は選択肢が多くて良いですね。
- ドコモ:mineo、日本通信、HISモバイル
- au:mineo、povo、NUROモバイル、UQモバイル
- ソフトバンク:mineo、ワイモバイル
- 楽天:楽天モバイル
おすすめ
手続きの簡単さ、割引条件がなく誰でも安い、豊富な端末を使えることを考えると
電話だけで使うのならmineo
月3GB以下の少量データ通信をするなら従量制プランのHISモバイルか日本通信。Androidスマホを安く購入したいのならOCN モバイル
料金重視でRakutenLinkアプリをうまく使え、欠点も把握した上でなら楽天モバイル。