日産自動車の自動運転車が横浜で走行実験

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横浜に本社がある日産自動車が地元で自動運転車両による実験開始です。

3分35秒あたりで、左車線が工事で車線減少し、右車線には右折待ちの車両、直進は赤信号の補助矢印という状態で、うまく自動運転しているのが目につきました。

運転席の人は自動車関連のレポーターのようです。ハンドルをいつでも触れるようにと、両手をずっと差出しているのがおもしろい。下手に手を出さないほうが安全でしょうけどいまいち信じ切れないんですかね。姿はお茶を運ぶからくり人形のよう。

自動運転の勝者はたぶん中国

自動車のメーカー別生産台数ランキング2016を見ると、独、日、仏、米、韓国、英

  1. フォルクスワーゲン ドイツ
  2. トヨタ 日本
  3. ルノー・日産 フランス
  4. 現代自動車 韓国
  5. ゼネラル・モーターズ 米国
  6. フォード・モーター 米国
  7. 本田技研 日本
  8. フィアット・クライスラー イギリス
  9. PSAプジョーシトロエン フランス
  10. スズキ 日本

国別の生産台数は、ぶっちぎりで中国です。資料

自動運転は、いまのところ米欧日が技術リーダーっぽいですが、最終的には中国が勝者でしょう。多少の事故や人的損害をさほど問題にしない社会気質は、新しい技術の導入には大きなアドバンテージ。

対抗できるのは、Google、Appleなど強力な情報産業を持つ米国。面倒なことを訴訟で白黒を付けられる社会というのも優位。

残念ながら、事なかれ主義が幅を利かす国には勝ち目は無い。情報機器産業のように完成品&インフラで完敗、部品産業でなんとか参加するようなレベルになりそうです。

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