映像の向きを変えると音の位置も変わる360°動画
YouTubeを見ていて気付いたのですが、360°動画の向きを変えるとそれ合わせて音源の位置も移動する物があります。
音も動く360°動画
音も移動する動画は1本のみ発見。
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オープニングが余計なので、再生位置15秒まで待つかスキップ。
このあたりになったら、再生中の動画上にマウスを置き、左クリックボタンを押したままマウスを左右に振ります。
すると動画が左右に振れれつつ、音も左右に動くのがわかります。ステレオスピーカーかステレオイヤホンで聞いて下さい。
正味15秒位なので1回では分かりにくいかもしれません。
360VRゴーグルで見ると臨場感アップ
ゴーグルにスマホを入れて3D 360VRで見てみます。音はイヤホンを使用。左右に首を振ってみると動画と音が左右に動きます。 ぐっと臨場感が増します。
ただ個人的にはVRはまだ発展途上と感じています。3D VRゴーグルの未完成感 | たまトラ
動画は余計なBGMは衰退し元の音が重要になる
動画を見ていると余計なBGMが気になりませんか? 動画にそぐわない、単に編集者の好みの音がついていて鬱陶しいと感じることが多い。 そういう感覚を持つ人は増えたようで、コメントで音楽が邪魔というのをよく見かけます。
昔は音を綺麗に拾うのは困難で、後から音を付けないとまともな映像になりませんでした。これをカバーするために、効果音や音楽の後付けが発達しました。
現代は映像・音声装置が進化して誰もが簡単に高画質・高音質の動画を収録できます。そのままの音を流す、もしくはそのままの音のように聞こえるような音をつけるのが主流になりつつあります。
今回の動画のように音と映像が連動して動くのを体験すると、元の音の重要性をより感じます。
昔ながらの音加工は映画・ドラマのように元映像が作り物のジャンルにおいては、まだ長く続くはずです。古くから残ってきたものは、それに価値を置く古い世代の減少に合わせてゆっくり消失していきます。