PCの予備機はPC
情報機器に慣れていると、Windows、Mac、Linux、あるいはiOS、Android の操作は同じようなものに感じます。
苦手意識がある人だと、少しの違いで戸惑ってなかなかなじんでもらえないことがあります。
PC歴30数年という人で若いころから、マイコン、ROM Basic、MS-DOS、CP/M、OS/2、Windows3.1、Windows95,98,2000,XPと順調に対応していた人でも、Windows8でどうしても馴染めないと。 スキルが高い人でも、何かの条件が加わると馴染めなくなってしまうわけです。 加齢も原因かもしれません。
知人の一人に、情報機器を楽しく操作してWindows98、XP、8と軽々順応してきた人がいます。しかし、この人でも、PC以外のAndroidなどスマートフォン系のタッチ系の機器にはなかなかなじめないようです。
パソコンの予備として、タブレットを用意すればいい。というのは、情報機器に慣れている人の考えであって、馴染めない人にとっては受け入れ難いということ。
PCの予備が必要なのは
Windowsは、制限なく何でも好きなように使えるという初期のPC文化を引き継いでいます。その分、保守が面倒というか、きちんと使おうとすると毎日2,3時間PCに関する学習するくらいの勢いがないとなかなか思ったように使えません。 最低限の利用なら、XPあたりからは簡単に不具合が出ないようなレベルになっています。しかし何かの拍子にメニューを開いて操作してしまったりすると元に戻すのが大変な状況になることもあります。
ちょっとしたことなんだけど、知識がないと解決できない。こういうときに、情報機器の予備機があれば、blogを更新したり、買い物したり、情報を見たりするのには、とりあえず支障がないという状況にできます。 時間的余裕があれば、保守をしてくれる人に依頼しやすいわけです。
PCの予備機はPC
Windows8からは、複数のPCにほぼ同じ環境を構築するのが容易になっています。 以前は予備機の保守は面倒な作業で、維持するのにも手間がかかりました。
PCの価格下落で予備機を用意しやすくなった
PCの価格が大幅に下落しています。これはスマートフォンの増加がPCの市場を圧迫し始めたため。 マイクロソフトもうかうかしていられなくなって、一定の条件でWindowsのライセンスを無料でPCメーカーに供給し始めています。これに伴い、PC自体が大幅に安くなってきました。
win95時代なら30万円、98時代で20万円、XP時代で15万円、7時代で10万円。これだと予備機を持つのはちょっと厳しい。今は3万円で十分なものが買えます。