スマートフォンを防犯カメラにする。途中経過
TENVISという低価格の監視カメラは以前から使っていて、実稼働で1年以上安定して動くことが確認が取れましたので、今回もこれを採用します。
設置の手軽さと、目立たなさということで、スマートフォンも2台使用
合計4台を使います。
ワイドwebカメラでの失敗編はこちら
詳しいことはまた機会があれば書きますが、とりあえずおおまかに。写真は時計を撮影して、撮影状況がどうなっているかを確認しているところです。これをずっとやっています。
ハードウェア構成
録画機としての構成。 視聴するだけならスマートフォンでもタブレットでも適当な情報機器でOK。
22インチワイドモニター
超小型デスクトップPC(モニターとキーボードの間にあるもの)
このPCは消費電力が、windows起動直後なら8w以下、cpu負荷100%でも15w程度と、タブレット並みの省エネマシンです。
ソフト
電源を入れる、切るだけの操作が前提。煩雑な操作はしなくてもいいように、スクリプトを書いて制御します。当初VBS,JSを使っていましたが、UWSCが使いやすかったのでこちらをメインに。
録画はVLCのようなソフトでの取り込みも試したところ、いくつか問題がありました。
- 動作がやや不安定。何かの理由で取り込みが止まった事に気づきにくく、スクリプトでのリカバーがしにくい(データの流れを監視すれば、リカバーできそうですが)
- 4台のカメラに対してそれぞれファイルが作成されて4本のファイルができるのは、ファイルの操作などしたことなどめったにない人にとっては、取扱いが難しい。
デスクトップ丸ごと録画で、見た目と実際の録画を一致させた方がわかりやすい。ファイルも1本になるので管理しやすい。
録画は12時間ごとに区切ってファイルを作成。古いファイルは自動削除。
スマートフォンの問題点
スマートフォンの問題は、安定して稼働しないものがある事。
自分用なら週一回くらいなら再起動させればいいやで済ませられますが、再起動?何それという人が使うとなるとそうはいきません。
数か月にわたって動いてほしいので、その確認をするために膨大な時間がかかります
あまりにPCのパワーが低いと
当初、外出用のWindowsタブレットをつかっていました。カメラ1~2台が前提だったためなんとかなる感触。 途中からカメラの台数を増やしてから、低頻度で起こるトラブルに悩まされることに。 何日かに一回、数週間に一回などめったに起こらないことは、原因追及が困難。
tenvisはパワーの低いPCだと動作が不安定になることがあり、スクリプトによるリカバリーが増えてしまいます。 例外処理的なものが増えすぎてシステムとしてあまりいい感じではなくなっていきました。
結局、メインPCにする予定だった超小型PCを普段は録画機として使い、メインPCがトラブルった時には、予備機になるという両刀使い的なポジションに変更。
まだ途中経過。地道に進めていきます