3G停波で影響を受けるiPhone機種一覧
古い電波規格である3Gが使えなくなるタイミングが近づいてきました。最初に停波するのはauで2022年3月。ソフトバンクは2024年1月末、ドコモは2026年なのでまだ余裕があります。
3G停波はガラケーだけが影響を受けるイメージがありますが、初期のスマホも影響を受けます。
利用者が多いiPhoneに関して、機種ごとの対応状況を一覧にしてみました。
一覧表と各社の対応動向
機種名 | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天 |
---|---|---|---|---|
~5 | 2026年6月まで | 2022年3月まで | 2026年3月まで | x |
5c | 2026年6月まで | 2022年3月まで | 2026年3月まで | x |
5s | 2026年6月まで | 2022年3月まで | 2026年3月まで | x |
6 / 6Plus | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | x |
6s / 6sPlus | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | ◯ |
SE(第1世代) | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | ◯ |
7 / 7Plus | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | △VoLTE設定 | ◯ |
8 / 8Plus以降 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
- ドコモ
- iPhone5s以前の機種でも3G停波される2026年6月まで使えます
- iPhone5~5sは通話は3G停波されると使えませんが、データ通信は4G対応のため2026年7月以降でも使用可能。但しドコモが制限をかける可能性はあります
- iPhone6~7は、通話設定をVoLTEに設定すれば3G停波後も使えます
- iPhone5s以前の機種でも3G停波される2026年6月まで使えます
- au
- iPhone5s以前の機種は3G停波により2022年3月末までで使えなくなります
- iPhone6~7は、通話設定をVoLTEに設定すれば3G停波後も使えます
- auはSIMの種類の関係で少し複雑なため、もしもVoLTE設定でも通話できない場合はauショップに相談です
- ソフトバンク
- iPhone5s以前の機種は3G停波される2024年1月31日まで使えます
- iPhone5~5sは3G停波されると通話は使えませんが、データ通信は4G対応のため2026年4月以降でも使用可能。参考
- iPhone6~7は、通話設定をVoLTEに設定すれば3G停波後も使えます
- iPhone5s以前の機種は3G停波される2024年1月31日まで使えます
- 楽天
- 新しい携帯会社なので3Gは元々使っていません。4Gからのスタートです
- iPhone6S以降の機種に2021年4月から対応しました。(実際の利用結果)
VoLTE設定
通常は「キャリアアップデート」が実施されます。ユーザーが設定する必要はありません。iPhone6S以降の機種の大半はすでにVoLTEの設定になっているはずです。
まだの場合は「キャリアアップデート、利用できる新しい設定があります。今すすぐアプデーとしますか?」と表示されたら、「アップデート」をタップするだけでVoLTEに対応されます。
自分でVoLTE設定も可能。iOS14.5.1の場合
設定 →モバイル通信
「通信のオプション」をタップ
「音声通話とデータ」をタップ
「4G」を選んで、「VoLTE」スイッチをON
古いiPhoneをガラケー代わりに
ガラケーの生産が終了してだいぶ経ちました。ガラケーを欲しがる人のために、中身がAndroidでガラケーのような外観操作感を持つガラホは生産されています。スマホに比べれば、需要が少ないため価格的にはやや高め。
ガラケーでネットアクセスする人はすでにスマホに移行しているはずなので、今でもガラケーを使っている人は通話とSMSのみ利用と思われます。
だとすれば、古いiPhoneを通話とSMSのみの利用と割り切って使えば、ドコモとソフトバンクなら2026年まで使えるのでまだまだ現役機種とみなせます。
古いiPhoneの不安点
- iOSのアップデートがされない
- 5s~6、SEに使われているiOS12は、2021年4月の段階でもセキュリティ的なアップデートは行われています。一応安全とみなせます
- 性能が低くて操作感が悪い
- 実際に使ってみると、ゲームアプリのような負荷の大きいものでない限り、最新機種に比べて全然ダメということはありません。
- 通話とSMSの利用なら、最新機種と何も変わらな操作感です
- 電池が劣化している
- データ通信をOFF設定にすると電池の持ちは大きく改善されます。電話とSMSだけで割り切ることでのメリットの一つ
- ひどく劣化している場合はApple純正の交換。5,940円と安い。(趣味的な自力交換も可能)
中古ならiPhone7,iPhone8がおすすめ
スマホにこだわりがないのなら、iPhone7か8がおすすめです。
iPhone7,8の良さは
- キャッシュレス用途のSuica、QUICPay、iD等に対応 (6sは非対応)
- キャッシュレスキャンペーンに参加して還元を受けることでiPhone費用の回収につながる
- 4G対応
- SIMロック解除可能(6s以降の機種はSIMロック解除が義務化)
- 中古相場がお手頃
- 電池の劣化が数値表示されてるので中古品選びがしやすい
- Apple純正交換5,940円~
- たぶんiOS16か17まで対応(たまトラのiOS対応予想)。セキュリティアップデートは2024年頃まではサポートと予想
- ApplePay重視ならiPhone8を選択。PASMO、WAON、nanacoはiPhone7は非対応
iPhone7以降の機種はSuicaなどおサイフケータイに対応していることが最大のメリット。Pay関連のキャンペーンを活用すれば年間5千円程度の回収は容易です。
中古スマホ通販ショップ大手のイオシス社の価格表です。中古慣れしていない人でも安心
- 保証期間:中古品3ヶ月、未使用品6ヶ月
- 送料640円
- amazozPay対応
機種名 | 新品 | 中古 | RAM | NFC | iOS |
---|---|---|---|---|---|
SE(第3世代) | 49800円 | 39800円 | 4GB | ◯ | 17 |
13 Pro Max | 179800円 | 117800円 | 6GB | ◯ | 17 |
13 Pro | 在庫なし | 99800円 | 6GB | ◯ | 17 |
13 | 102800円 | 82800円 | 4GB | ◯ | 17 |
13 mini | 92800円 | 72800円 | 4GB | ◯ | 17 |
12 Pro Max | 在庫なし | 82800円 | 6GB | ◯ | 17 |
12 Pro | 在庫なし | 67800円 | 6GB | ◯ | 17 |
12 | 74800円 | 47800円 | 4GB | ◯ | 17 |
12 mini | 84800円 | 42800円 | 4GB | ◯ | 17 |
SE(第2世代) | 35800円 | 17800円 | 3GB | ◯ | 17 |
11 Pro Max | 在庫なし | 64800円 | 4GB | ◯ | 17 |
11 Pro | 在庫なし | 42800円 | 4GB | ◯ | 17 |
11 | 在庫なし | 36800円 | 4GB | ◯ | 17 |
XS Max | 在庫なし | 38800円 | 4GB | ◯ | 17 |
XS | 在庫なし | 27800円 | 4GB | ◯ | 17 |
XR | 在庫なし | 26800円 | 3GB | ◯ | 17 |
X | 在庫なし | 24800円 | 3GB | ◯ | 16 |
8 Plus | 在庫なし | 18800円 | 3GB | ◯ | 16 |
8 | 在庫なし | 13800円 | 2GB | ◯ | 16 |
7 Plus | 在庫なし | 13800円 | 2GB | ◯ | 15 |
7 | 17800円 | 9980円 | 2GB | ◯ | 15 |
SE(第1世代) | 在庫なし | 6980円 | 2GB | x | 15 |
6S Plus | 在庫なし | 8980円 | 2GB | x | 15 |
6S | 在庫なし | 7980円 | 2GB | x | 15 |
6 Plus | 12800円 | 4980円 | 1GB | x | 12 |
6 | 在庫なし | 2980円 | 1GB | x | 12 |
5s | 在庫なし | 在庫なし | 1GB | x | 12 |