ドコモのデータ通信無制限プラン7315円なら固定ネット回線が不要。自宅のWiFi速度が遅い人にもおすすめ
ドコモが無制限プランを発表。5Gプランを契約すれば4Gエリアでもデータ通信無制限。auやソフトバンクのようなテザリング時のデータ量規制が無いためPCで無制限が実現できます。
この内容だと単身者は固定回線不要。
素早く見るための目次
5Gギガホプレミア
データ無制限で7,315円は安い。各種割引を適用すれば4,928円。
2021/4/1から提供開始。
5Gギガホプレミア | |
---|---|
各種割引適用前の料金
|
7,315円
|
みんなドコモ割3回線以上※3
|
-1,100円
|
ドコモ光セット割※4
|
-1,100円
|
dカードお支払割®※5
|
-187円
|
割引最大適用後の料金
|
4,928円
|
- データ量が3GB未満だった月は1,500円引き。
- 5Gギガホプレミアの契約には、5Gスマホが必要。iPhone12シリーズは対応済み。
- 中華スマホなら4万円程度から5Gスマホを入手できます。
- ドコモの保証外ですが、契約後にSIMを4Gスマホに差し替えても使えます。4Gスマホで使っても5Gギガホプレミア契約ならデータ量無制限が適用されます。
固定回線代わり
ドコモの5Gエリアはまだほとんどありません。しばらくは4Gエリアで使うことを前提にしても、通信速度は30~70Mbps程度。一般的な使い方には十分すぎる速度。
5Gギガホプレミアムではデータ通信に関する制限として「ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。」のみ記述されています。テザリングの制限は無いということ。
先行する楽天モバイルが無制限(1日10GBで制限)となっているため、ドコモもこの水準で制限をかける可能性があります。1日10GBを一人で利用するようならヘビーユーザー、家族4人で使うのならライトユーザーレベル。
単身者なら家に居ない間は、一般的には固定回線を使わなくてもいいのでドコモの5Gギガホプレミアム契約をすれば自宅固定回線不要。
複数人で使う場合は、「みんなドコモ割」を適用することで回線コストを下げられます。全員が5Gギガホプレミアにすれば快適。これで光回線などの固定回線は不要。
ひかり回線よりモバイルのほうが安い
固定ネット回線の相場は5,000円/月前後。
例えば、話題のスマホ20GBプランだと月額2,728円。これに固定回線5,000円を加えると月額7,728円。
固定回線をやめて、使い放題の5Gギガホプレミアにすれば月額7,315円。
自宅WiFiが遅い人も、モバイルに乗り換え
自宅WiFiが遅い原因は
- 集合住宅で利用者が多すぎて遅くなる
- 戸建て住宅でもエリア内で利用者多くヘビーユーザーが居ると遅くなる
- プロバイダーの速度品質が悪い
- WiFi機器の設定がおかしい
が考えられます。
自分でなんとかできるのはWiFi機器の設定くらい。でも意外と難しいんですよ。初期設定とは異なる設定にして、速度解決をしようとするにはそれなり知識がないと無理。そもそも回線自体が遅いことのほうが多いことを考えると、設定で速度が大きく改善されることは少ないでしょう。
それに対して、ドコモのスマホ(5Gギガホプレミア)なら、何も設定しなくても十分な速度・セキュリティが得られます。
セキュリティの確保も容易
固定回線用のルーター等は、最初に設定したらあとはそのままの人が大半。IT機器に慣れている人でも、固定回線まわりの機器はちょっとわかりにくく把握しにくいもの。
よほど普段からネットセキュリティに目を配っている人でないと、固定回線機器のセキュリティ問題に気付けません。
例えばbuffalo社の古いルーターに問題があることをメーカーが公表していますが、サポート期限切れのためアップデートは行われません。これは古いiOSがサポートされないのと同じ。
スマホはサポート期間中は自動アップデートが行われます。スマホのOSサポートが打ち切られ事は話題になりやすく、セキュリティに興味ない人でも気付きやすい。その頃には物持ちのいい人でも、新しいスマホに買い替える時期。セキュリティ問題に直面する確率は低くなります。
留守の際にWiFiが必要な場合は
自宅用にPC以外のWiFi機器があれば、留守の場合でもネットとの通信が必要かもしれません。
その場合、低速&少データ量で良いのなら安いネット回線があります。月額209円(税抜190円)から使える190Pad。使っただけ料金を支払うため100MB/月以下なら209円。
低速と言っても通常は50Mbpsは出るためYouTubeの1080P動画はらくらく表示できます。欠点は平日昼休みに1Mbps程度まで遅くなることが有ること。
キャンペーン等がなく、料金は開通日からの課金、プランや申込みサイトがシンプルで、余計な情報に惑わされることがないのが良い点。
ライバルは力不足
2021年春開始のサービス動向
ソフトバンクの「メリハリ無制限」プランはテザリングに30GBの上限を設定しています。固定回線を自宅に引いている人の多くはPC等の利用のため。データ量に制限があるのは使いにくい。
auもソフトバンクと同様の内容。
制限のないドコモの5Gギガホプレミアに軍配が上がります。
まとめ
ちょうどADSLのサービスが完全終了(2023~2024年)するタイミング。ドコモの無制限プランは光回線の施設が無い地域の人にとっては朗報です。
CATVや光回線関連のプロバイダー事業者にとって厳しい状況ですが、すでに業界再編は終わっていていますのでさほどざわつくことはなさそうです。ただCATV事業はネット回線のモバイル化と、テレビ配信のネット化により衰退スピードがアップしそうです。
スマホのデータ無制限化によって、スマホと自宅回線の二重契約が不要になりコストダウンが可能になりました。