Windows7からWindows10へのアップグレードは誰でも無料。簡単にできる
2020/1/14でWindows7のサポートが切れます。まだ市場には大量のWindows7が残っているようです。
意図的にWindows7のままにして、ネット環境とは分断して使うのならWindows7のままでもOK。ネットに接続するのならwindows10にアップデートしましょう。
Windows7は無料アップグレードできる
windows10がリリースされた頃は、一定期間にWindows7からアップグレードすると無料というキャンペーが実施されていました。この記憶が残っている人は、キャンペーン適用外で有料と考えているのかもしれません。
安心してください、今でも無料です。そして今後も無料サポートされる予定です。
マイクロソフト最大の収益源はクラウドに移っています。Windowsが主力だったのは20年前。米国情報機器産業のトップグループの中で、ここ5年で最も変化したのはMicrosoft。Windows以外のプラットホームを取り込んで広い視野で事業展開をしています。
マイクロソフトの営業利益はトヨタ自動車の2倍。物販ではないので売上は小さく見えますが、モノを売らずにサービスでこの売上は巨額です。
- マイクロソフト:売上13.7兆円、営業利益4.7兆円
- トヨタ自動車:売上30兆円、営業利益2.4兆円
Windows10へのアップデートはほとんどトラブルなし
2020/1/10に手元のwindows7ProのノートPCをupdateしてみました。
インターネットエクスプローラーでwindows10ダウンロードサイトにアクセスし、指示に従って操作。難しい手順はなく1時間ほどで完了しました。2年ほど前に別のPCでupdateしたときはもっとややこしかったように思います。今回は数回キー操作しただけで完了しました。
ノートPCのスペック:Core i5 CPU、4GBメモリ、HDDの残量50GB
PC性能によってアップデートにかかる時間は変わります。
Windows10へのアップデートプログラムは長期に渡って市場データが蓄積され、トラブルを回避するノウハウが注ぎ込まれています。よほど特殊な機器でない限りスムーズにアップデートできます。
サポート切れってどういうこと?
WindowsのようなOSは複雑なシステムで、完璧に作ろうとしてもどこかに穴があります。穴をつくことで利益を得ようとする人が世界中にいるため、OS側は常に穴を塞いでいく必要があります。
サポートが切れるということは、穴があっても塞ぎませんということ。
スマートホンはOSの制限がきつく自由にできることは限られています。多少バージョンが古くても致命傷にはなりにくい仕組み。
PC(windows)はもともとスキルのある技術者をターゲットでスタートしているため、非常に自由道が高い。その気になればあれもこれもできる仕組みです。これは欠点ではなく、PCは自由に使いたい人が道具とするものなのでこれで良いんです。
あれやこれやプログラムを組んで操作する気のない人なら、制限のきついOSを搭載した機器がおすすめ。ブラウザしか使っていない人ならChromebookが一押し。ブラウザでカバーしきれないアプリが必要なら、iPadやAndroidをPC代わりに使うようにすれば維持管理が簡単。
まとめ
Windows10はずっと無料でアップデートされ続ける予定です。複雑で莫大な開発費がかかるものを無料で提供してくれるんだから、よろこんでアップデートしましょう。
よく言われる操作性の違いですが、Windows7とほとんど違いは有りません。XP以降のWindowsのお作法を引き継いでいます。
今となっては低性能すぎるPCだとアップデートすると動作が少し重くなるかもしれません。その場合はWindows10の中古品がおすすめ。1万円ちょっとで性能的に十分なCore i3+4GBメモリ機が手に入ります。