楽天ペイで楽天ポイントが使われずにカードから支払われた理由
楽天からのメールで「【速報版】カード利用のお知らせ」に、覚えのない楽天カードの利用が載っていました。カード利用の覚えはありませんが、金額に見覚えがあります。昨日ローソンで楽天ペイを利用したときのもの。いつもは楽天ポイントが使われるのにどうして?
素早く見るための目次
楽天ペイアプリの履歴を確認
アプリ左上のメニューから、ご利用履歴を選択すると最近の利用履歴がリスト表示されます。
リストをタップして詳細が表示してみると
7/23の利用ではポイントが使われていませんでした。
7/11はポイントが使われていて、ポイント利用の項目に赤い文字で金額が表示されます。
楽天ポイントが使われなかった理由はアプリの設定
楽天アプリの設定を確認してみると、楽天ポイント利用になっていませんでした。
「ポイント/キャッシュを0まで使う」となっているとポイントは使われない設定です。
ポイントが使われる設定は、「すべてのポイント/キャッシュを使う」と表示されます。
右横の設定をタップすると
設定ウィンドウが開いて3つのうちから選べます。溜まっているポイントに制限をかけずに使うのなら「すべて使う」にします。
このスマホは過去に何度も楽天ペイ支払いをしてきたものです。自分で設定を変える必要がないため、可能性としてはアプリのupdateの際に変わったのかもしれません。楽天ペイアプリのバージョンは iOS用で2.5.1
防止策)アプリの起動画面でポイント利用の設定を毎回目視チェック
店員さんにバーコードを読み取ってもらう前に、アプリの画面を見て「すべてのポイント/キャッシュを使う」になっていることを確認する。
特にポイント期限が今日までという場合には気にしたい点です。
正直、注意事項を1ステップをいれることで利便性が低下するのは残念ですが、まあしょうがないです。
楽天ペイが不安定な時期がやってくるかも
楽天ペイのバーコード支払いは2017年夏に始まって、大きなトラブルもなく順調でした。今回のトラブルは些細なことですが、システムのほころびの前兆かもしれません。
先行している中国では2016年にスマホ決済金額は300兆円。日本は電子マネー全体でわずか5兆円。
楽天ペイはまだまだ小規模な零細事業。これから拡大期に入ろうという時期で、ちょこちょことトラブルが発生しそうなタイミング。決済に失敗しても慌てないように、他の電子マネーやクレジットカードを準備しておくのが安心です。