光学ズーム付のスマートフォン
光学ズーム付のスマートフォンはまだ市場が立ち上がっていません。結局立ち上がることはないかもしれません。にも拘わらず、このメーカーは地道に新型を出し続けています。 しかも明らかに内容が向上しているのがすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=S6pdF6pgeeo
メジャーな機種で儲けて、地味な機種にも投資を惜しまないというのは昔の日本企業によく見られた行動パターンだったんですが。
2008年にiPhone3Gを使い始めた時点で、コンパクトデジカメの市場は終わったなと感じました。 当時のiOSは今のように囲い込みがひどくなく、いろいろなチャレンジがアプリでなされていました。 例えば、動画を撮影できない仕様なのに、連続で静止画を撮影記録し動画を疑似的に撮影できるアプリがありました。これはバッテリーがあっという間に消費され実用的ではありませんでしたが、アプリとの組み合わによる自由度の高さを感じさせます。 撮像素子からデジタル化されたデータを、自由に加工し、自由に記録したいという欲求を満たせるんじゃないかと。 更にバッテリー関連など豊富な周辺機器が一気に広がり、低価格化していました。
一方、コンパクトデジカメはメーカーの中で閉じた仕様のため、ちょっと特殊な事をしようとするととたんに難しい。メーカーとしては、複雑なことは一眼などより高額なものへシフトさせたいという意図があります。また、品質保証上よけないことを、利用者にさせたくないというのも大きな理由。周辺機器も種類が限られ割高。
デジタルでデータ加工に慣れた者は、自分の好み通り、やりたいように使いたいと思っています。 家電や自動車が魅力がないのはこの点。