怪しい電話やSMSが届いたときまずやること
電話番号は単なる数字の組み合わせ。適当な番号でダイアルすれば利用中の番号ならつながってしまいます。 怪しい相手からの電話やSMSは受信側で何か対策をしないといけないわけです。
素早く見るための目次
基本は無視
電話
電話帳に載っていない相手からの電話は基本無視です。間違い電話やどうでもいい勧誘電話が大半でしょう。
電話がかかってくる心あたりがあるのなら電話に出るしかありませんが、もしおかしな電話ならすぐ電話を切って電話機の機能で拒否設定をしましょう。
SMS
これも電話帳に載っていない相手からは無視。
但し、ネットのログインでの2段階認証によく利用されています。ログイン操作をした際にSMSを送信しましたというメッセージが出て、すぐにSMSが届けばそれは正規のSMSです。 逆にログインしていないのにSMSが届くときは、不正ログイン操作を誰かがしている可能性があります。 短時間に何度も連発で届くときにはサイトに相談しましょう
この他では事前に連絡もなしにSMSが届く状況が想像できません。無視しましょう。
無視したいけど気になるときは調べる
電話帳ナビを利用する
電話帳ナビ に行きます。
怪しい電話番号(SMS番号)を入力して検索
という番号を入力すると、怪しげな事業者名が表示されます。
アクセス推移グラフは日毎のアクセス数を示しています。ここ数日アクセスが急増しています。電話帳ナビに問い合わせる人が増えている=かなり怪しい となります。
都庁の電話番号を入れてみると
事業者名が正しく表示されました。グラフは一日0~1回とアクセスはほとんど無い。
迷惑電話度を見ると迷惑0%です。 これは大丈夫そうですね。
電話帳ナビはどう判定しているのか
怪しい電話を受けた人がクチコミ情報を入力するとその上を元に事業者名を決めているようです。 クチコミ情報を見てみると、不安で問い合わせたという初級レベルではなく、どういう事業者からかかってきているかという情報をある程度把握して記入しています。 怪しい電話対処中級者以上の書き込みが大半です。
先ほどの怪しい電話番号だとこういう口コミが書かれています(クリックで拡大)
まさにこの通りのSMSが届きましたので、クチコミ内容に「ふふっ」となります。面倒でなければ口コミに記入しておきましょう。
Android、iOSのアプリを使えばリアルタイムで表示できます
相手から電話がかかってきた時点で電話帳ナビの情報と照合して安全度が表示されます。
この手の電話が多いのなら、電話帳ナビのアプリ入れておくと役立ちます。
電話帳ナビも絶対ではない
自分が最初の受信者の場合、電話帳ナビに情報が有りません。 (口コミに記入すればあとから見に来た人の役に立ちます)
いたずらや悪意で偽情報が書き込まれたり、勘違いで間違った情報が書き込まれる可能性もあります。電話帳ナビ側での判定は、情報が溜まった時点で行われます。その部分の匙加減で情報の信頼度は確保されています。
まとめ
- 心当たりのない電話・SMSは無視が基本
- 電話機の拒否設定、電話会社の拒否設定を利用する
- モヤモヤとなんだか気になるときは、電話帳ナビで相手をチェック
- スマホアプリも活用
- 怪しい・不快な電話のことはさっさと忘れる