オンライン手続きと持込みで180円割引ゆうぱっくスマホ割。低コストの利用者に還元
ヤマトに続きゆうパックも大幅値上げ。一方で手のかからない利用者には割引を付けるという良い進化です。2018/9/25開始
素早く見るための目次
スマホアプリを使って180円割引を受けるには
手順
- アプリのインストール
- 発送先などの情報を入力してクレジットカードで送料を決済
- 郵便局でアプリのバーコードを読み取り。発送ラベルを印刷して荷物に貼り付ける。
これだけで180円お得になります。
更に割引
- 郵便局受取割引:発送時に郵便局での受取指定をすると100円割引
- 継続利用割引:直近1年間に10個以上の利用で1割引
普通のゆうパックとの主な違い
ゆうパックスマホ割 | ゆうパック | |
支払い方法 | クレジットカード | 切手
ローソン発送ならクレジットカードや電子マネー可能 |
発送店 | 郵便局のみ | 郵便局、ローソン |
匿名受取 | 「かんたんSNSでお届け」機能で可能。発送元の住所・名前等は受け取り側に伝わる
受け取りは自宅以外の郵便局、コンビニ、はこぽす |
なし |
ローソンでゆうパックの発送をするとクレジットカードや電子マネーで料金を支払える | たまトラ
ゆうパックの割引と比べる
ゆうパックのよく使われる割引は2つあり合計180円。たまたまなのかスマホ割と同じ金額。
- 持ち込み割引:郵便局に持ち込むと120円割引
- 同一あて先割引:過去1年以内に差し出したものと同じ宛先なら60円割引
同一宛先割引が受けられるのなら、スマホ割にメリットを金額的な感じないかもしれません。但しクレジットカードの還元まで考慮するとスマホ割はメリットがあります。スマホアプリですぐにクレジットカードのように使えるKyash。2%還元 | たまトラ
割引適用理由は合理的
要は 人手がかかる=コストがかかる 部分を利用者自らがやってくれたら、その分を還元して安くしますという仕組み。とても合理的。
発送ラベルに手書きだと人や専用の機械で読み取って処理が必要。人が介在すればコストが大きくかかります → 利用者がネットで入力することで、情報がデジタル化される。データ入力管理コストがほぼ0円になります。
送料決済を切手や現金など窓口で対応すると、接客の人件費がかかります。受付を5分で処理したとしても時給1,200円なら1件100円のコスト。これに管理コストがかかりますから約300円/件のコスト → webでクレジットカード決済済みなら荷物を窓口で受け取るだけなので接客時間は大幅短縮。カード決済手数料は3%程度。1,000円の送料決済でわずか30円のコスト。圧倒的に安い。
従来ゆうぱっくの運賃改定内容
手間のかかる従来のゆうパックは平均12%の値上げ。ゆうパックのサービス改善と運賃改定等のお知らせ
ゆうパックの優れた点だった、30kgまで同一料金が25kgまでになり、25kgを超えると+500円に改定。1リットルペットボトル24本は梱包材込みだと25kgに収まらなそうなので一番打撃を受けそうです。 他の運送会社に比べると30kg上限がゆるすぎでした。配送担当者の負担を減らすことで人手確保につながるのなら良いでしょう。