航空運賃を安くできる株主優待。便利で使いやすくなっていた
通常の航空チケットと同様に使えて価格は半額の株主優待
株主優待券の長所・短所
- 長所
- 普通運賃39,590円、株主優待運賃19,440円の路線を例にすると
- 株主優待券をチケットショップで5,000円で購入すると、株主優待運賃19,440円+株主優待券5,000円=24,440円の費用
- 普通運賃39,590円に対して、24,440円なので差額15,150円お得
- 予約の便・日時の変更取消が自由。取消料不要
- 払い戻し手数料は430円
- 年末年始などの利用期間制限なし
- 誰が株主優待券を使ってもOK
- 普通運賃39,590円、株主優待運賃19,440円の路線を例にすると
- 短所
- 株主優待券の購入が必要。これは上に書いたようにオンラインで簡単スピーディーになりましたのでさほど問題なくなりました
- 株主優待券の有効期限を過ぎると無効。これも必要な時にオンライン購入すればいいので問題なし。
メールで番号通知だと速い
株主優待券が株主以外に渡る流れは
株主が優待券を使う予定がない→ チケット買取業者に売却 → マージンを乗せてチケット販売業者が小売
昔だと株主優待を利用したい人はチケット業者の店頭で株主優待券を購入 → 航空会社の予約手続きと面倒でした。
今は株主優待券がスクラッチカードタイプになっていて、チケット業者によってはオンラインですぐに必要な番号を入手可能。
- 利用者が航空サイトで予約を入れる
- 利用者がチケット業者サイトでオンライン購入
- チケット業者がスクラッチを削って番号をメールで利用者に連絡
- 利用者が航空会社サイトで株主優待番号を入力してオンライン予約 で完結します。
株主優待券の価格
チケット業者、時期等によって異なりますが、価格レンジは
- JAL 3,000円~6,000円
- ANA 3,000円~5,500円
- SFJ(スターフライヤー) 2,000円~3,000円
チケット業者
- メジャーな業者は郵送
- 大黒屋、アクセスチケット 等
- メールで番号通知の業者はマイナー系
郵便だと書留で配達記録が残るが、メールは何らかのエラーで不達トラブルが発生するかもしれない。ということでメジャー業者は郵送限定のようです。
チケット業者の決済はクレジットカードが使えないところが大半です。他行振込無料の銀行口座を持っておくと便利。
注文してみた
YutaikenShopでanaの株主優待券を注文しました
手順
- anaのサイトで「株主優待」で予約をして座席確保
- YutaikenShopでanaの株主優待券を注文
- クレジットカード払いだと90円の手数料が上乗せされます
- 銀行振込での支払いは振込手数料がかかります
- 入力する個人情報
- 名前、メールアドレス、住所、電話番号、支払い方法
- 今後、利用が多いなら会員登録すれば、IDとパスワードの入力で購入できて簡単
- 16時までに支払いが確認されると、18時までにメールが届きます
- メールにはURLとパスワードが記されていて、URLを開くとコード番号を画像で確認できます
- anaのサイトに行って、先程予約した予約内容を開く。支払いを済ませたあと、株主優待のコードを入力します
- eチケットでQRコードをスクリーンショットで撮っておく
注意点
anaのサイトは、情報がごちゃごちゃしていて、どれが重要なのかわかりにくい。eチケットを表示させるために、クレカの下四桁と確認番号を入力するのですが、確認番号ってなんだっけという状態になってしまいました。
JALのサイトはanaよりも操作系、表示レイアウトがスマートでトマどくことが少なく優れています。
番号など表示されたらスクリーンショットを取るか、注文操作の画面録画をしておくと安心。
YutaikenShopに関しては、シンプル&スムーズで戸惑うことはありません。
便数の少ない空港ではANA、JAL両方を確保
一日10便以内の空港の場合、ANAとJAL両方の株主優待券を確保しておくと安心。
例えば、16時のANAの予定がその日のスケジュールで間に合わず、18時のJALに乗りたいという場合。両方の株主優待券があれば安い料金で臨機応変に使い分けられます。
株主優待券は誰でも使えるため、不要になれば売却。フリマサイトで購入時の60~80%で売ることができます。少し損をしますが、それは保険代として考えれば納得できます。