8TB内蔵HDDがamazonで15,000円前後。マイニング需要での急騰以前の価格帯に戻る
2021年4月に需要急増で価格が急上昇した8TB以上の大容量HDDの価格が、amazonでは落ち着いてきています。入荷も順調
素早く見るための目次
amazonでの価格
Seagate BarraCuda 8TB 3.5インチ HDDが業界指標となる代表商品。春の急騰前は13,000円前後、急騰時は2万円超え、7月末からは15,000円前後で推移しています。だいぶ落ち着いてきました。
amazonの取り扱い分は入荷も順調で品切れを見ることはあまりなくなりました。必要な場合は注文しても良い価格帯です。
http://amazon.jp/dp/B07911QK3X
Seagate 8TB HDD
ネットモールでの在庫はまだ不安定。市場全体としてはまだ潤沢ではない状況。
相場の変動を受けにくい外付けHDD
内蔵HDDメーカーのSeagateが外付けHDDも販売しています。同じ8TB HDDですが価格変動の影響をほとんど受けませんでした。ずっと18,000円前後で安定していています。
昔から外付けドライブは内臓に比べて価格変動がゆったりしています。内蔵HDDの相場が高騰しているときには、分解してHDDだけを抜き出して内蔵ドライブとして使った経験が何度かあります。
外付けドライブには内蔵用のライン落ち品が使われているというような噂もありますが、3年保証もついていることから心配する必要はないでしょう。
http://amazon.jp/dp/B07TZXR741
PC、テレビ録画用 8TB
今後の変動
PCパーツは需給によって価格変動が激しい商品です。カルテル気質の強い国内の商慣習からすると珍しい存在。消費者にとっては為替相場や需給によって価格変動するほうがトータルではお得です。
春の急騰のきっかけになったマイニングは中国での規制が厳しくなったため、時間とともに需要は緩むと予想されています。ただし中国の事業家はたくましいので、世界中で電力の安い地域を確保して活動する可能性があります。そうなると需要の下支えになって需給は緩みにくいかもしれません。