手入れが苦手な人向けの加湿器は加熱ポット型

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電気製品は手入れをして使わないと正常に機能しななくなります。ところが使いっぱなしの人が多い。お手入れ不要という商品が量販店の目立つところに置かれるのも納得。

一番手間がかからないのは加熱式

  • ポットのような構造の加熱式
  • 気化式
    • エアフィルタの定期清掃
    • 気化フィルタは、酸素系漂白剤によるカビ系清掃と、クエン酸によるカルシウム除去の二つを定期的にやる必要あり。 これをきちんとやっている人は多分ほとんどいません。
    • パナソニック、シャープ
  • 超音波式
    • この方式は手入れ不足による雑菌発生が原因の事故が頻発し、一時販売禁止になっています。 近年対策が取られているとはいえ、蒸気だけではなく、水分中の何もかもをまき散らすという基本構造は同じ。よほどこまめに清掃、水の管理をしないと安全に使えません。毎日水を取り替え・中の清掃・乾燥までやれるようなお手入れ達人向けです。
    • 中小メーカーが多い
  • ハイブリッド式(気化式+加熱式)
    • 気化式の省エネ、加熱式の強力さを兼ね備えています。が、両方の弱点を備えているとも言えます
    • 気化式のフィルタ+加熱部分のカルシウム除去と二重の手間がかかります。ほとんど加熱モードに入らない環境なら気化式と同じ手間がかかります。

加湿器の手入れは大きく分けて4つ

  • 水回りの掃除
    • 水トレイなどカビや雑菌が発生する場所の掃除。(ポットタイプの加熱式は除く)
  • エアフィルタの掃除
    • 気化式だと空気取り入れ口にフィルタがあります。一週間サイクルで掃除機でほこりを除去するのが一般的
  • 気化フィルタの掃除
    • 気化式で使われ、不織布などで作られています。
    • 水道水中のカルシウム・カビ・細かい汚れが付着します。
    • カビや汚れ取りは酸素系の漂白剤を使って、2週間ごと
  • カルシウムの除去
    • 加熱式では定期的にクエン酸で除去する必要があります。軽い付着ならクエン酸に浸すだけです。ひどい付着になるときれいに落とすのが難しくなります。こまめにやりましょう。
    • 気化式は気化フィルタに蓄積していきます。見た目で判断しにくので定期的にクエン酸で除去します。 使った水の量で定期的に。

空気清浄機との一体型もこまめな人向け

加湿の不要な時期に、加湿機能部分のきちんと手入れできる人向け。 マメでない人が使ったら、カビやらなにやらどんなおぞましいことになるのか考えただけで恐ろしい。 という機械です。

マメじゃない人は、空気清浄機としてのみ使うのがいいと思います。

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