nanacoカード
クレジットカード機能の無い旧IYカードはヨーカドーで買い物をするとポイントがたまるカード。 nanacoをメインに据えたいという事で、3年くらい前から発行されなくなったものです。 当時はnanacoカードと旧IYカードと交換で300p戻しますよという記述が、ヨーカドーのサイトにあったのですが、今回その記述を探そうとしても見当たりませんでした。
ちょうど、nanacoカードが欲しいと思い始めていたので、ヨーカドーのサービスカウンターに行って、その旨伝えると今でも300pの戻しがあるとのこと。 8の付く日は1,000円チャージするとカード発行手数料の300円も無料にもなりますし、とりあえず交換してもらいました。
記憶があいまいですが、旧IYカード発行時に300円(または100円)デポジットで払ったような気がするので、それが戻ってきただけだと思います。
素早く見るための目次
nanacoの長所
他の電子マネーのような制限があまりないことが長所
- 電子マネーにありがちな、支払い対象の制限があまり無いこと。 セブン系で使うならほぼ現金と同じ。リスト
- クレジットカードからチャージできる
- QUICKPay機能も付加でき、ポイントも付加される。 QUICKPayはセブン系以外の店舗でも使えて、後払いなのでnanacoの弱点を多少補完できる
- nanacoは複数枚発行可能で、高額な支払いの際に複数のカードで支払いできる。これは他の電子マネーではあまり見られない仕組み。
クレジットカードからチャージ
nanacoカード作成から10日後に手続き可能。 モバイルnanacoは4日後。
更に、クレジットカードチャージ申込み手続き完了後24時間たたないと、実際にチャージできない。
チャージしただけではすぐに使えず、セブンイレブンなどの店舗で残高確認をしてやっと使えるようになる。
このやたらに時間がかかる仕組みになっている理由は、不正防止等っぽいのですが、単なる仕様という回答をしています。
チャージ上限は1回あたり29,000円。これは印紙税が3万円未満にはかからないことが理由のようです。 最高5万円までチャージ可能。 29,000円と21,000円をチャージすれば5万円になります。 一日、1ヶ月の上限はカード会社によって異なるようです。
一つのクレジットカードからチャージできるnanacoカードは1枚。モバイルnanacoを1つ追加できますので、2つのnanacoに合計10万円チャージできます。
クレカチャージを複数枚のnanacoに行う事は可能。事前にカードを用意し10日以上寝かせておく。 1枚目のnanacoカードにクレカを事前登録してチャージ。クレジットチャージを解約して、2枚目のnanacoカードを事前登録してチャージ。 と繰り返せば可能なようです。
クレジットカードからチャージの上限は月に20万円
nanaco 1枚当たり20万円/月。 カードとモバイルを併用していれば月40万円まで可能になります。 20万円を超えてチャージしようとすると、「ご希望のチャージ金額は、チャージ可能限度額を超えています。」とメッセージがが出ます。実際のメッセージはこんな感じ。
センターお預かり分
カードへのチャージ上限が5万円となっており、これを超える分がセンターお預かりになる。
センターお預かりは「残高確認」操作でカード内残高に移行できます。残高確認はセブンイレブンのレジで依頼するか、セブン銀行のATMで操作。レジが混んでいればATMで依頼が便利。 ただ、ATMの操作自体は簡単ですが、残高確認後のチャージ金額が表示されないため、最初はちょっと不安で再操作で確認していました。
これも何か意図があるんでしょうけど、面倒な操作。誰でもカードを使えば移行できるわけでセキュリティ的に何か意味があるとは思えないですし謎。
ポイントをチャージ分に移行
セブンイレブンなどの店頭で、「ポイントを電子マネーにしたい」と伝える。
モバイルnanacoの場合は、モバイル端末で操作可能。
ネットの表示は、チャージの金額に時間差
ネットでnanacoの残高確認が可能です。 ただ、リアルで残高確認操作を行っても、ネットにはすぐに反映されません。 残高確認後に、センター預かり0円の状態でも、まだ1万円預かりというような表示になっていることがあります。 この状態で5万円をカードチャージできるか試したところOKでした。 表示は時差があるので気にするなという仕様のようです。 リアルタイムで反映してくれると、戸惑わなくて済むんですが。
キャッシュレス
今年に入って現金を触ったのは、Quoカードの購入時とヤマトメール便の支払いのみです。
nanacoがあればQuoカードの購入は、「クレジットカードからnanacoへチャージ→nanacoでQuoカード購入」 でキャッシュレス&ポイント付加となります。
メール便はファミマなら貯まっているTポイントカードで支払い、セブンイレブンならnanacoで支払えば小銭を触らなくて済みます。
今回のnanacoカード手続きは、ポイント目当てではなくキャッシュレスという弱い動機。 手間がかかりすぎで正直途中でくじけそうになりました。