みずほ銀行ATM無料のマイレージクラブ。条件追加とセブンATM対象外に
みずほマイレージクラブに加入し条件を満たすと、コンビニATM時間外利用無料などの特典があります。
この手のサービスは年々悪化するのですが、今回は条件追加という意味では良化です。ただし、無料対象のATMからセブン銀行、ローソン銀行が除外されたのは悪化。
素早く見るための目次
3段階のステージ(ランク分け)
みずほサイト
B、A、Sの3ステージにランク分けされ、Aステージを主力に据えているようです。
- Bステージ
- 達成条件の項目が少ない
- 特典内容はイーネット ATM月1回まで無料
- Aステージ
- 達成条件が複数用意されていてどれかをクリアすれば達成できるよう緩めの設定。キャッシュレスに積極的な顧客を重視していることがわかります。
- 特典内容はイーネットATMが月2回まで無料
- Sステージ
- 達成条件は100万円単位なのでちょっとハードルが上がります。達成できる人は多そうですが、みずほグループで運用するよりもっと条件の良い投資案件で運用したほうが良さそうです。わずかな特典内容を得るために、まとまった預金をするのは無駄に感じます。
- みずほとの取引を重要視している人なら達成してもいいかなという程度
- 特典は他行振込月3回まで無料、イーネットATM月3回まで無料
新しく追加された条件
- みずほWalletを利用するとAステージ
- Mizuho Suica(iOSのみ)にみずほ銀行口座からチャージでAステージ
いずれも簡単に達成できる条件です。しかも面倒な書類のやり取りはなくスマホアプリにみずほ銀行の口座情報を登録するだけで即利用できます。
J-Coin Payでの支払いが条件に追加されていますが、使えるお店も少なく、他社のコード決済の還元率の高さに比較すると魅力薄。
無料コンビニATMの変更は影響が大きい
マイレージクラブの特典でセブン銀行のATMを利用していた人は多いんじゃないでしょうか。2020/3/1から無料対象ATMからセブンATMは対象外に。セブンで習慣付いていた人だとうっかり利用して手数料を払ってしまいそうです。注意しましょう。
コンビニATMの変更
- 無料対象「外」になるATM
- セブン銀行、ローソン銀行
- 無料対象になるATM
- イーネットATM(対象店詳細)
- ファミマ
- サンドラッグ
- ライフ(スーパー)
- オーケー
- サミット
- ドン・キホーテ
- 他にも色々
- イーネットATM(対象店詳細)
ATM無料回数の変更
- コンビニATM時間外手数料無料が月4回から悪化
- Aステージ 月2回
- Sステージ 月3回
ATMの改悪はカバーできる
イオン銀行ATMは無料
流通系の大手であるイオン銀行ATMは、みずほ銀行ATMと同一条件で利用できます。マイレージクラブに加入すると時間外手数料無料です。
あまり知られていないようで、近所でみずほとイオンのATMが並んでいるコーナーでは、みずほATMに人が並んでいるのにイオンATMは誰も並んでいないという状況をよく見かけます。
スマホアプリでセブン銀行ATM無料
もうひとつの無料化手段としてスマホアプリのPring(プリン)を使う方法。このアプリはみずほ銀行口座から無料でチャージでき、チャージした残高をセブン銀行ATMで手数料無料で出金できます。月額費用等も無料。
便利に使えるおすすめのアプリです