ファミペイfamipayのチャージ単位をわかりやすく一覧表にしてみた

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小売り系のスマホ決済アプリのなかではfamipayは価値が高いといえます。お得なキャンペーンがあり、ファミマの店舗では現金同様に使えるのが長所。

もっと有効活用したいということで、チャージ単位について整理してみました。

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チャージ単位一覧表

◯印がチャージが可能金額。空欄が多いですが組み合わせることで任意の金額をチャージできます。

金額レジで現金銀行口座ファミマTカード(クレカ)JCBカード・本人確認済みJCBカード・
本人未確認
JCBカード・
ApplePay
1,000円
2,000円
3,000円
4,000円
5,000円
6,000円
7,000円
8,000円
9,000円
10,000円
11,000円
12,000円
13,000円
14,000円
15,000円
16,000円
17,000円
18,000円
19,000円
20,000円
21,000円
22,000円
23,000円
24,000円
25,000円
26,000円
27,000円
28,000円
29,000円
30,000円

どのチャージでも1,000円単位です。端数のチャージは不可。

最小金額は「レジで現金チャージ」と「ファミマTカード(クレカ)」の1,000円。

2021年9月28日からJCBカードからのチャージが可能に。当初、チャージ単位は銀行口座からのチャージと同じでしたが、過剰利用されたようで大幅に制限されています→後日解除

チャージ上限金額、上限回数

上限レジで現金銀行口座クレカ(ファミマTカード)クレカ(JCB)・本人確認済みクレカ(JCB)・本人未確認ApplePay
1回初回チャージから3日以内5千円
4日目以降2万円
初回チャージから3日以内5千円
4日目以降3万円
3万円5千円5千円
1日5万円10万円10万円1万5千円1万5千円
1ヶ月30万円
一時的に10万円に制限中
100万円
一時的に10万円に制限中
30万円2万円2万円
1日の回数3

2023年11月22日から翌月払いの本人確認を済ませておけばJCBカードでのチャージ上限が大幅緩和

2023/5/15 銀行口座、ファミマTカードチャージの月間上限が10万円に一時的に変更。

2023年5月現在、JCBカードとApplePayは別々にカウントされてそれぞれ月2万円のチャージができます。

JCBカードの制限が連続で実施されました 2021/10/272021/10/12

制限についてのファミペイサイトの記述

銀行チャージクレジットカードファミマTカード、 JCBカード)。

約款(2021/7/28版2020/10/01版)には金額が記されていません。

各チャージの内容

レジで現金チャージ

  • ファミマのレジに行って
  • 「famipayにチャージお願いします」と言ってファミペイアプリのバーコードを提示
  • 店員さんがバーコード読み取りすると、レジに金額のボタンが表示されます
  • 希望の金額をタッチして、現金を差し出します。
  • 最初に現金を出して、「千円チャージしたい」と言うほうがスムーズかもしれません

銀行口座からチャージ

ファミペイアプリに銀行口座を登録。登録が完了すればすぐにチャージできます。

対応銀行にゆうちょが加わったことで使いやすくなりました。(2021年11月時点)

  • auじぶん銀行(2022/5/17再開
  • 関西みらい銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 西日本シティ銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • りそな銀行
  • ゆうちょ銀行

ApplePay

2023/5/11からApplePayに対応。ウォレットに登録したJCBブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードからチャージできます。

iOS17以降はウォレットアプリに39枚カード(iOS15は16枚,iOS14は12枚)を登録できるため、キャンペーンに合わせて様々なJCBブランドカードから簡単にチャージできるのがメリット。チャージ制限は5千円/回、15千円/日、2万円/月

ただしチャージ元側のカードが決済制限をかけることが最近は多くなっていて、一部のJCBブランドカードではチャージできない可能性があります。カード会社に問い合わせると制限がかかりやすくなる傾向なので、そっと手持ちのJCBブランドカードで試しましょう。

プリペイドカードへのチャージで還元率を高くできるルートを持っている人なら高還元率が可能。良いルートはすぐに塞がれて、場合によっては関係性が低いサブルートまで巻き添えを食うので要注意です。

  • ApplePay登録時の注意点
    • ウォレットアプリからではなくファミペイアプリから登録する
    • ファミペイバーチャルカードを一時停止設定にしているとエラーになる

クレジットカード・デビットカード

ファミマの関連会社が発行している「ファミマTカード」と、JCBブランドのクレジットカード、デビットカードに対応。

いずれも最初の3日間はチャージ金額に制限があります。(前述)

2022年2月2日からカード登録時だけでなくチャージ毎に本人認証サービス3DSが必要になりました。

ファミマTカードも23年11月29日からチャージのたびに3DSが必要になります。

オートチャージは廃止

2023年11月22日でファミマTカードでのオートチャージは廃止

一時利用できていたJCBブランドの他社クレカによるオートチャージは2022年5月終了しました。

注意点はクレカからの初回チャージから3日間はオートチャージを設定できないこと。

オートチャージの仕組みは、事前に設定した金額(1,000円から1万円まで、1,000円単位)を下回ったら、指定しておいた金額(3,000円から1万円まで、1,000円単位)がチャージされるもの。

例えば、1,000円を下回ったら、3,000円チャージされる。というように設定しておくことができます。

翌月払い

FamiPay翌月払いの上限金額を設定すると、その金額が残高に加えられます。申込には翌月精算用の銀行口座が必要。

ちょっと足りないと思ったら月の途中で利用上限金額を変更できます。逆に翌月払いを止めたい時は0円指定で一時停止もできます。

支払いは翌月27日に銀行口座から前月分の翌月払利用合計金額が引落としされ、ファミペイ残高に翌月払いで指定している金額が反映されます。

気になる手数料は利用月の翌月27日に精算できれば無料。精算できないと手数料が発生するので銀行口座残高に注意。

ファミペイで支払う際の優先順位は、FamiPayボーナス、FamiPay残高、翌月払い残高の順。残高のうち翌月払い残高を最初に使うということはできません。

ファミペイ翌月払いを申し込むと、信用情報機関CICでチェックされます。アプリで手軽に申し込めるためあまり意識しませんが、クレジットカードの申込み・携帯電話の分割払い等と同じレベルの審査があります。

審査結果により上限金額は異なります。また途上与信により上限金額が変動する場合もあるようです。

チャージでポイントが付与されるJCBカード

JCBブランドのクレジットカード・デビットカードでチャージできます。チャージするカード側でポイントが付くかどうかはまちまちなので、手持ちのJCBを登録して試すのが早道。

実際に試した結果(2021年10月チャージ)

  • 還元あり
    • PayPayカードJCB(1%)
      • YahooカードがPayPayカードに引き継がれて1%還元は継続されています
    • 楽天銀行デビットカードJCB(1%)
  • 還元無し
    • リクルートカードJCB
    • 楽天カードJCB(1%):2021/12/1チャージ分から還元対象外になりました
  • チャージカードとして登録できない:ANA JCBプリペイドカード

ファミマTカードは0.5%還元なので、1%還元されるPayPayカードJCBの方がお得。ただし、JCBブランドカードのチャージ上限が低いため、制限の少ないファミマTカードも所有しておくと便利。チャージごとに3Dセキュア認証が要らないのもファミマTカードのメリット。

ファミマTカードの0.5%還元はTポイントではなく、ファミペイ側で翌月にチャージ金額の0.5%がファミペイボーナスとして還元されます。

翌月払いで還元

2022年4月1日から翌月払いで0.5%の還元開始です。終了日未定のキャンペーンでエントリー不要。

通常のFamiPayボーナス0.5%と、翌月払い引き落とし額の0.5%で合わせて1%還元。

最近の翌月払いの優遇策を見ると、ファミマとしては翌月払いを主として使って欲しいということですね。

利用者側からみても、事前チャージ不要、月の精算も自動口座振替でクレジットカードのような使い勝手で楽。利用金額上限の設定もできるため使いすぎの心配もない。使い勝手の良さから利用者は増えそうです。

バーチャルカードJCB搭載

概要

2023年2月からJCBバーチャルカード機能が付きました。

ネットでのJCB加盟店での買い物に使えます。翌月払いの契約で本人確認を済ませていると、3Dセキュア機能が使えるため安全性も高い。

プラスチックカードは発行されませんが、街のお店でも使えるようにとiPhoneのAppelPay、AndroidのGooglePayに対応。

200円ごと1円相当の0.5%還元もあり良いサービスです。

4のつく日4%還元上乗せ

4のつく日にバーチャルカードでネット決済をすると4%還元上乗せになります。amazonギフト券購入や各種ネットオンラインショップでの支払いに適用。還元上限が500円相当のため月12,500円の支払いが目安。

継続的なキャンペーンなので計画的に利用すれば年6,000円の還元上乗せが目指せます。

  • スマホQR決済の一部に支払い元カードとして設定可能
    • d払い、楽天ペイは支払い元に設定できます
    • PayPayはJCBブランドカードが使えないため設定できせん

還元対象外

他社も含めて過去のサービスがそうであったように、ボーナス対象外の利用先が徐々に追加されています。ファミペイは事前予告をしてくれるので良心的です。還元対象外リスト

  • 2023年7月1日から還元対象外
    • WAONチャージ、nanacoチャージ
  • 2023年8月1日から還元対象外
    • Suicaチャージ、PASMOチャージ、IDARE、B/43、ANA Payチャージ、ICOCAチャージ、ARIGATOBANKチャージ、ハチペイチャージ

ファミマ以外でも使える

ApplePayとGooglePay対応でQUICPay+払い

ファミペイアプリでバーチャルカードJCBを入会費、維持費ともに無料で発行でき、スマホのQUICPay+での支払いができます。

これで、電子決済に対応した大半のお店で支払いができるようになりました。

QUICPay対応店なのに支払いエラーになる場合は、QUICPay+(プラス)非対応店の可能性があります。QUICPay対応店ではファミペイバーチャルカードのようなプリペイドカードからの支払いではエラーが発生します。

SmartCodeでの支払い

JCBが推進するSmartCodeに対応しているため、意外なお店でも使えます。

例えばローソン。レジでバーコードを見せるときは「ファミペイで」と言うと店員さんが戸惑うので「バーコードで払います」と伝えるとスムーズ。

同じSmartCode加盟店でもセブンイレブンではファミペイが使えません。それでいて同じセブン&iグループのヨーカドーでファミペイはSmartCodeとして使えます。

JCBは日本企業なのでこういう臨機応変(難しいことは先送り)的なことが今後も増えるかもしれません。利用者からすると例外事項が多い決済手段は信頼度が低い。JCBにはSmartCodeで例外扱いを望むような加盟店は排除し、利用者がレジで困惑しない良いサービスに高めて欲しいですね。

famipayの可能性

2018年辺りからnanaco関連の制限がきつくなり利用価値が大幅低下。その代用としてファミペイはかなり使えます。かつてのnanacoほどオープンな仕組みではないのでルート的には制限があります。それでも、ファミマ店舗であれば現金に近い使い方ができるのは大きなメリット。

という流れでしたが、2021年10月nanacoがApplePayに対応したためチャージルートが増えnanacoの魅力がアップ。

2023年にファミペイがJCBバーチャルカード発行、QUICPay+対応へと機能アップしたことでPayPay、楽天ペイ、auPay、d払いなどトップグループに所属する存在になってきました。

競合による還元キャンペーンに期待しましょう。

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