プリペイドで3Dセキュアに対応しているANA JCBプリペイドカード。ポイント二重取り
ANA JCBプリペイドカードは3Dセキュアに対応しているので申し込んでみました
素早く見るための目次
ANA JCBプリペイドの概要
- JCB加盟店でクレジットカードのように使えるプリペイドカードです
- 3Dセキュア(オンライン認証)に対応しているため、同類のプリペイドカードLINE Payカード、auWalletよりも利用範囲が広い
- 発行は一人1枚
- 対象は15歳以上(中学生除く)
- 紛失盗難時の補償がある。60日前までさかのぼって適用
- 盗難紛失の再発行500円、その他の理由での再発行は無料
- 利用に応じてポイントが付きます。電子マネーへのチャージは対象外。2つのコースどちらかを選択
- ANAマイルコースなら1000円毎5マイル
- キャッシュバックコースなら200円毎に1円
- 半年のチャージ金額が12万以上だとボーナス
- マイル:12万以上で180マイル、24万円以上でだと360マイル
- キャッシュバック:12万円以上で180円、24万円以上で360円
- チャージ
- ローソン店頭で現金
- JCBクレジットカード、JCBデビットカードからオンラインチャージ可能
- クレジットカードからチャージでクレジットカード側のポイントが付く
- 楽天カード(JCB)、楽天デビットカード(JCB)で1%楽天ポイント付与されるのを確認しました
- 利用開始料500円がかかるが現在は無料。無料期間は徐々に延期されています。
- 利用限度額は1回30万円、1日30万円
- チャージは1回の上限49,000円、1枚あたり上限30万円
- nanacoへのチャージはできなくなりました。
申し込みからチャージまで
1週間ほどで受け取れました
10/15 23:00 nanacoにチャージ
申し込みの注意点
本人確認証(免許証等)の番号を申し込みの際に入力するため、事前に用意しておくこと。カード受け取りの際に佐川急便配達の人が本人確認証をチェックします。
ちょっととまどったのはカード受け取り後の登録操作。初回は、マイページログイン画面で「新規登録」を選択すること。
クレカからのチャージでポイントが付く
クレカと合わせて1.5%~
クレジットカードからのチャージで、クレジットカードのポイントが付くものがあります。楽天カード1%、Yahooカード1%、リクルートカード1.2% 等
ANA JCBプリペイドカードの利用で0.5%付きますので、合計1.5~1.7%のポイントが付くことになります。
リクルートカードはnanaco経由
リクルートカードはANA JCBプリペイドカードチャージはポイント対象外。
ポイントを付けるためにnanacoに一旦チャージします。次にセブンイレブンでnanacoからANA JCBプリペイドにチャージ(1万円以上なら手数料無料)の手順。
リクルートカードは電子マネーは3万円/月までがポイント対象。JCB+VISAかMasterの2枚発行すれば6万円まで可能
チャージ手数料は無料~
チャージ方法
ANA JCBプリペイドは無料にチャージの方法が複数用意されています。
- クレジットカード、コンビニ店頭チャージ(ローソン店頭)が無料。
- webコンビニという名称がわかりにくいですが、ローソン以外のコンビニでのチャージ方法です。1万円以上なら無料。1万円未満は100円の手数料。手続方法
- 銀行口座(ペイジー)は1万円以上なら無料
チャージ方法 | 1回あたりの チャージ手数料(税別) |
1回あたりの チャージ上限額 |
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コンビニエンスストア店頭(ローソンのみ) | 手数料なし | 49,000円 |
クレジットカード | ||
銀行口座(ペイジー) | 10,000円未満のチャージ:100円(税別) 10,000円以上のチャージ:手数料なし |
29,000円 |
Webコンビニ |
チャージ単位
クレジットカード | 1,000円以上1,000円単位 49,000円まで |
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利用するとすぐにメールが届く
利用履歴はすぐに反映されます。通知方法はメールです。 残高が999円以下になった場合も通知されました。
ちなみに他のプリペイドカードでは、LINE PayカードはLINEの通知、auWalletはアプリでの通知です
メールは複数の端末での対応がしやすく通知方法として優れています。惜しいのは暗号通信ではないこと。暗号化対応は費用や技術的にも大した話ではありませんので改善して欲しい点です。→→暗号化されて改善済みです
メール配信設定で5項目の送信する・しないを選択できます。
- カード利用時
- 差額引落時
- キャッシュバック
- 一定残高お知らせ
- 残高有効期限お知らせ
エラーでもすぐにメールが届くので何が起きたかを把握しやすい
クレジットーカードの場合、オンラインの買い物等で何かエラーが起きた時「エラーxxxx」というようにコードが表示されるだけで原因がはっきりしません。気になるときはカード会社のサイトを検索したり、窓口に電話して確認することになります。
JCBプリペイドの場合は、すぐに詳しい内容のメールが届きます。利用客に情報が素早く伝えられるので対処しやすい。クレジットカードで直接支払うより、いったんプリペイドカードにチャージしてからのほうが良いように思えてきました。
チャージ用のクレジットカード情報はその都度入力
webブラウザでチャージ操作をする際に、nanacoのように登録したカードで固定されるタイプではありません。その都度カード情報(カード番号、年月、セキュリティコード、セキュア認証)の入力をします。
ひとつのクレジットカードと紐付けるわけではないので、複数枚のクレジットカードやデビットカードを、キャンペーンに合わせて自由に使えるのが便利。
3Dセキュア認証について
まず名称が3Dというのが誤解を招きやすいと思います。3次元的な何かすごい機能という印象を受けないでしょうか。
単にオンラインでの認証機能です。オンラインでカード利用をする際に、カード会社のサイトでパスワードを入力して認証します。
3Dの由来は3つのドメインで認証ということだそうです。詳細
ややこしいのは、カード会社毎に3Dセキュアの名称が異なること。
- JCB: J/Secure
- VISA: VISA認証サービス
- Master: MasterCard SecureCode
- Amex: American Express Safekey
セキュア認証の際には残高が必要。無いとエラーになる
セキュア認証の際に有効なカードかどうかは、実際に1円をカードか支払うことで確認しています。支払いが有効と確認が取れた時点で認証と1円をカードに戻して完了。ということは残高が0だと有効カードではないと判定されてエラーになります。
エラーになった場合でも、ANA JCBプリペイドカードに入金した上で認証をすれば問題ありません。(ひょっとしたら、うっかりポイントが内部的にカウントされているかもしれません。認証の際には事前に残高確認をしておきましょう)