ダイソーのiPhoneとAndroidを兼用できる充電・通信ケーブル。マークを付けると使いやすい
100均のスマホ用品は低品質ですが、安さで妥協できるバランス的に良いものがあります。
今回はiPhoneとAndroidを兼用できる、充電信号USBケーブルを購入してみました。
iPhoneとAndroidの端子の違い
iPhoneとAndroidの両方を普段から使っている人は少ないかもしれないので、簡単に説明を。
- iPhone
- Lightning:iPhone5以降に使われています
- Dock: 4Sまで使われています
- Android
- Micro USB Micro-B:初期のAndroidから採用。最近でもまだ使われています
- USB Type-C:2016年頃からAndroidに採用されています
ダイソーの兼用ケーブルの仕組み
一つのコネクタに、片面をiPhone用の端子として使い、プラグの中央部分をAndroid用の端子として使っています。
以前Lightningケーブルが出てきた時にサイズや構造的に兼用できそうだなと思ったのですが、100円で実現されたのはすばらしい。
いろいろな機種で使ってみた
Androidは2012年の機種から2016年発売の機種まで色々使ってみて、どれも問題なく動作します。充電も通信もOK。
iPhoneはXS、8、7、6、5s、5cに繋いで、充電も通信もOKです。
充電電流は1Aを超えます。
iPhone8で1.71A
Android 304SHで1.47A
使いやすさのためにマークをつける
iPhoneは強く押し込めば反対向きでも入ってしまいます。故障はしませんでしたがあまり良いことではありません。
プラグには向きを間違えないように、iとAのマークが入っています。iがiPhone、AがAndroid。
実際に使ってみると、AをAppleと思ってしまうようで逆向きに刺そうとしたことが複数回であまりよろしくない。
対策として、Appleのリンゴマークと、Androidの差込口の台形をマークにしています。これにしてからは間違うことはなくなりました。
Android側(Androidは逆向きには入らないため目安的なマーク)
人によって間違いにくさは異なるので、試行錯誤してみてください。
すぐに壊れました
2本ともすぐに壊れてしまいました。充電が不安定、通信が不安定な現象。複数のiPhone、Androidで試した結果ケーブルの故障と判断。予備的な使い方をしていましたので、挿抜回数は50回に満たないと思います。
安くて、嵩張らず、両刀使いできる機能を持つので、緊急用としてなら有り。普段使いはせずにバッグの中に1本入れておくような使い方ですね。
まとめ
AndroidとiPhone両方を使っている人にはかなり便利。
コネクタ自体の製作精度はあまり良さそうにないので、メインで使うのではなく補助的に使うようにしています。→その後、すぐに故障
まともな商品としてはおすすめできない、ダイソークオリティの商品です。
amazonベーシックのケーブルは価格、性能、耐久性のバランスが良くてオススメです。