PASMOオートチャージ設定をしていると、東急電鉄の券売機で指定額チャージができる

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PASMOのオートチャージ設定をしておけば、改札を通ったときにした指定残高を下回っている場合自動でチャージされます。

このオートチャージは便利なんですが弱点があります。

改札を通る前にチャージしておきたい

たとえば、東急ワンデーパス券(680円)を購入する場合です。PASMOの残高が680円に満たないときには券売機でワンデーパス券を買えません。

現金で買えば話は簡単ですが、ポイントを貯めたいと思っている場合にはクレジットカードから支払いたいですよね。

東急電鉄なら券売機でもチャージができるようになっています。名称は「クイックチャージ

他の電鉄会社の券売機は対応していません。東急電鉄だけです。東急の券売機は世の中の情勢に合わせて進化しています。 東急の券売機でLINE Payにチャージできる

PASMOのオートチャージのタイミング

PASMOのオートチャージは、券売機や窓口で事前に◯円以下になったら△円チャージと設定しておきます。1,000円から1万円の間で1,000円単位で設定可能。

ところでPASMOやSuicaのオートチャージはいつされるんだと疑問に思ったことは有りませんか。

具体例:残高が1,000円以下になったら、1,000円チャージすると設定済みの場合。

  • 電車に乗る入場時
    • 自動改札にタッチをした時に残高が1,100円
      • 1,000円を超えているためチャージされない
    • 改札を通る際に残高が900円
      • 1,000円以下なのでチャージされる
  • 電車から降りて出場時
    • 自動改札にタッチをした時に残高が1,500円
      • 運賃の支払いが300円
        • 運賃を支払っても1,000円を超えているのでチャージされない
      • 運賃の支払いが600円
        • 運賃支払い後に1,000円以下になるためチャージされる
      • 運賃の支払いが2,600円
        • オートチャージしても不足するため、チャージされない
        • 精算機等で別途チャージしてから出場する
      • 駅の売店や自販機で600円買い物をした
        • 残高が900円(1,500円-600円)になっているためチャージされます
        • このパターンは夏場など喉が渇く時期にありそうです

この他に定期区間、Suica区間などの関係、チャージ限度額など例外が細々とあります。

オートチャージの◯円以下で△円チャージの金額指定は、最初のうちは大きめにしておくと安心です。

参考:オートチャージ申込みから利用開始までに1ヶ月近くかかる

実際のチャージ履歴

1,000円以下で1,000円チャージという設定にしてあるPASMOカードの利用履歴です。

PASMO残高が575円

上の画像の時系列は下から上に向かっています。

  • 東急の券売機で1,000円を手動でクイックチャージする
    • 上の画像一番下のNo.8 1000円
  • ワンデーパス680円を購入
    • 上の画像の真ん中No.7 680円、残高895円
  • 入場時に改札でタッチすると残高が895円しか無いため1,000円自動チャージされた
    • 上の画像の一番上No.6 1000円、残高1,895円
    • ワンデーパス利用は勘案せず機械的にチャージ

オートチャージの便利さはいまひとつ

買い物などの支払いにもよく使われるPASMO。Edyのようにお店でオートチャージできると便利ですが、残念ながらその機能はありません。

関連:Edyのオートチャージを使ってみた

モバイルPASMOならもっとスマートかと調べてみると、PASMOカードとほぼ同じ仕組みで改札機でのオートチャージです。

SuicaやPasmoを買い物にもよく使うのなら、改札機だけしか対応していないオートチャージよりも、モバイルSuicaやモバイルPASMOのオンラインチャージのほうが便利です。オンラインチャージなら、残高が一定額を下回ると通知する機能を使っていつでもどこでもチャージできます。

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