車の自動ブレーキは必須でいいんじゃないかな
トヨタが3年以内に自動ブレーキを全車に搭載だそうです。
アクセルを間違って踏み込む事故は国内でも毎日20件ほど発生、年齢もあまり関係ないようです。
コンピュータ制御はハードウェアの十分な進歩によって、細かい制御でも無理のないソフトウェア開発が可能になってきています。性能が低いころはトリッキーなソフトウェアも必要でした。
コンピュータ制御による自動運転は、大半の凡人よりうまくできるようになっています。とっさの外的な変動要因に対しても、一握りの人間以外はコンピュータに劣るでしょう。
レースなど極限の経験をしていないと、ブレーキを強く踏むこともできません。たいていの人がふにゃふにゃとブレーキを踏んでしまうのです。この対策には、だいぶ前からブレーキアシストシステムが導入されています。 逆にタイヤがロックしてブレーキを緩めないといけない時でも、パニックで踏みぱなしになってコントロールを失います。こちらはアンチロックブレーキ(ABS)が導入されています。但し鏡面仕上げのような凍結路面などではABSでは不十分で、ブレーキを離すテクニックは必要になります。
普通の人が普通に自動車学校を出て、普通に運転している範囲ではいざというときの動作経験は全く積めていません。 経験を積むためのスクールを受講する気もありませんので、ここはやっぱりコンピュータ制御の出番。
心配なのはセンサー類の汚れなどのメンテナンスを全くしない人が居そうなこと。 自動車メーカーはセンサー類のメンテ費用を、事前に車両価格に乗せておいて、定期無料点検をするようにするのがいいでしょう。 センサーの無料点検を強制的にしておけば、来店頻度を高められて自動車ディーラーも儲かるしいいんじゃないでしょうか。 自動車所有者の負担は増えますが、平凡な運転テクニックなんだから金で安全を買うのは当然という事で。 凡人のへたくそ運転で、迷惑をこうむるのは歩行者をはじめとする外野の人たちですから。