マイナンバーカード。スマホで申請から受け取りまで
素早く見るための目次
マイナンバー関連の名称を整理
- マイナンバー:国民一人ひとりに付与される番号
- マイナンバー通知書:2015年10月~12月に郵送された紙のカード。マイナンバーが印刷されています。
- マイナンバーカード:顔写真付きのプラスチックカード。ICチップにマイナンバーに関連する情報が記録されています。
今回は3つ目のマイナンバーカードを入手します
マイナンバーカード入手方法は3つ
- スマートフォンによる申請
- パソコンによる申請
- 郵便による申請
スマートフォンとPCは同じようなものです。PCが苦手な人も多いのでスマホが一般的だと思います。今更郵送による方法を選択する人はなにかこだわりのある特殊な人でしょう。
スマホで申請してみた
失敗談)
「個人番号カード交付申請書ID」がどこのあるのかわからず戸惑いました。
IDは紙のマイナンバー通知書が送られてきた時に同封されていた、はがき大の紙に印刷されています。赤枠の中に数字23桁
で、その紙はどこに置いたっけ? という人が多いんじゃないでしょうか。
この紙がそれほど重要なものとは思っていなかったので、捨てていても不思議では有りませんでした。保管していたのはたまたま。
番号がわからないときは役所で手続きします。
市民課で本人情報の印字された申請書の発行を受ける必要があります。
本人情報の印字された申請書は、本人または本人と同一世帯のかたが請求できます。
請求時にご本人確認をさせていただきますので、必ず本人確認書類(運転免許証・パスポート・在留カード等の官公署発行の顔写真付証明書1点。これらをお持ちでないかたは健康保険証・年金手帳・社員証等の氏名と住所の記載のあるもの2点)をお持ちください。
マイナンバーカード電子証明とは
詳しいことはこちら
簡単にまとめると
- 全国のコンビニ等で住民票や印鑑証明書を発行できて便利
- 確定申告で本人認証ができてオンラインで完結できて便利。紙での申請が不要
- 民間の通販サイトで本人確認として利用できる
- 今後色々な場面で電子証明が利用されるようになるはず。役人利権として活用されます
マイナンバーカードの受け取りは役所
スマホ申込みから40日ほどで郵便が届きました。「特定記録」郵便なので対面ではなく郵便受けに投函されるタイプ。
この郵便が届いた時点で、申込時に指定した役所にマイナンバーカードが届いています。指定窓口に出向いて受け取ります。
受取に必要なものは、届いた郵便物、本人確認証(免許証等)、紙のマイナンバー。
窓口では本人確認後に、カードの暗証コードと暗証番号3つをタッチパネルで入力します。
暗証番号は事前に決めてから役所にいきましょう。その場で適当に決めると忘れたりして後々面倒です。事前準備が整っていればスムーズです。
役所で気になったのは入力が液晶モニタータイプのタッチパネルなこと。垂直に立ったタッチパネルのため、後ろからパスワードが丸見え。タブレットのように机の上に平面的に置いて入力させて欲しいですね。
口頭説明があった項目
- 有効期限は10年目の誕生日
- 電子認証の期限は5年目の誕生日。マイナンバーカードの中央右に手書き欄があり自分で油性マジックで期限を記入(記入自体は任意)
- マイナンバーは裏面に記載されている
- 写真右側の空欄は引っ越しで住所変更等がある場合に変更内容を役所が記入する欄。似ているものとしては免許証の裏側
- 引っ越しの際には役所で住所変更手続き。費用はかからない
マイナンバーカードの利用
- 住民票を用意するのに役所まで行くのが面倒だなとか、平日しか取得できなくて不便に思ったことがあればマイナンバーカードは役立ちます。
- 住民票、印鑑証明書を行政区に関わらず全国のコンビニで発行できます。
- 2020年春からクレジットカードなどの申込みに写真付き本人確認証が2通必要になったようです
- 免許証、パスポート、マイナンバーカードの3種類用意しておけば、一つをうっかり期限切れにしていてもスムーズに申し込みできます
- 情報化時代の令和に取得費用の高い運転免許証を取得するメリットは小さい。若者にとって顔写真付きの本人確認証といえば免許証よりもマイナンバーカードになりそうです