キャッシュカードやクレジットカードの破損防止
昨年、長く使っていたキャッシュカードが2枚使えなくなりました。1枚は10年ほど、もう一枚は8年ほど使ったもの。磁気テープの読み取り不良が原因。
手持ちの四半世紀超えのカード複数枚が正常に使えています。持ち歩きの多いカードに不良が発生していることから、重ねてケースに入れていてカード同士が擦れ、磁気テープを痛めたようです。
古い磁気テープタイプならICタイプへの変更は無料
磁気テープタイプをICタイプに変更したいと、都銀1、地銀1、信金1に問い合わせてみました。回答は同じ。
- 最寄りの支店(口座発行支店でなくてもよい)に、本人確認証(運転免許等)、キャッシュカード、通帳、印鑑を持参。
- 1~2週間で自宅に新しいカードが届く
- 届いたら古いカードはハサミを入れて破棄
ICカードの耐久性はどうか
磁気テープより優れているイメージでしたが、接触式のICカードだと汚れや静電気の弱点が有ります。一長一短。
非接触式のICカードならなら弱点はほぼありません。 Suicaやnanacoは非接触のため長く使えそうです。
http://jaisa.jp/action/group/card/kaisetsu.html
耐久性の面では磁気テープタイプの良さもあるので、磁気テープ式から接触式のICカードタイプに慌てて変更しなくても良さそうです。
保護ケースを使う
磁気テープの保護のため、カード同士が重なって擦れないよう「1枚毎ケースに入れて」持ち歩くようにしました。薄い材質なのでかさばりません。
キャッシュカードのICカードタイプはなぜ接触式を採用
非接触のほうが優れているのに、キャッシュカードやクレジットカードは接触式が一般的です。
接触式ICカードには世界レベルでの統一規格「EMV」。Europay、Mastercard、Visaの頭文字をとったもの。
こういう規格を統一するには業界の巨人同士の利害をかけた戦いがあるわけで、そうそう次々に規格を統一することはできません。
比較的新しい新しい非接触は世界でまだ少数派。国内は改札機の耐久性改善のためにSuicaが非接触で先行したため、電子マネーとして広く普及しまし、nanaco、Waon、iD、QUICPayなど。
世界レベルではVISAやMasterでNFC規格対応により普及が始まっています。