雨で低温高湿の場合、外気を少し室内に入れると部屋干しの洗濯物がよく乾く
今日は8月だというのに20℃、90%、雨が降ったりやんだりで肌寒い。
この条件だと外に洗濯物を干しても乾きません。
エアコンなしで部屋干ししたら
閉めきった状態で部屋干しすると、部屋の温湿度は27℃60%から27℃85%まで上昇しました。 この湿度だとなかなか乾きません。
窓を少し開けて、ゆるく換気扇を回して外気を導入。しばらく経つと27℃60%くらいに変化。
この温湿度だと、扇風機や空気清浄機で洗濯物に風を強めに当ててやると2~3時間でかなり乾きます。
建物の構造によりますが、室温と温度差の少ない外気を少し入れても室温はあまり変化しないものです。
相対湿度の計算
飽和水蒸気の近似値計算は、
e(t)=6.11x ×10^(7.5t / (t+237.3))
20℃での飽和水蒸気量は17.31g/立方メートル
90%ということは17.31 x 95%=15.58g/立方メートルの水分が含まれます。
この20℃の空気を27℃の部屋に引き込むと、部屋の空気と混ざります。
27℃での飽和水蒸気量は25.78g/立方メートル
単純に27℃になったとすると、20℃の空気中にある16.34g/立方メートルの水蒸気は、27℃では60%の相対湿度になります。
(20℃90%中の水蒸気量) ÷ (27℃の飽和水蒸気量)
=15.58 ÷ 25.78=60%