重曹の油汚れを落とす効果は本当だった

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台所用換気扇フィルタの油汚れ。油料理をほとんどしなくてもそれなりに汚れるわけで、毎日のように油を使うご家庭だとなかなか大変なことになります。

重曹+水+たわしでラクラク清掃

フィルタの平面部分は触ると少しベタつく程度。青い枠の部分にベットリと油が付着しています。作業は流しで行います。

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重曹30gを平皿に載せます。撮影に気を取られて3gオーバー。まあ良いでしょう

平皿は作業効率をアップしてくれるのでおすすめ。清掃用として割れない素材(耐熱強化ガラス)のものを準備しておくと便利。



水15gを加えます。

練ってきれいなペースト状にします(写真はペースト前)



「乾いた」たわしで重曹と水を少し押し広げるようにして重曹を付けます。濡れたたわしは思った以上に水分を含んでいますので、重曹が薄まってしまいます。

重曹たわしでフィルタを軽く擦るようにすると油はすぐに落ちます。泡立ちがないため最初はなんとなく物足りませんが、油がスルスル落ちるので気持ちよく作業できます。

重曹を使うとタワシが油まみれにならないので、使い捨てにはなりません。油汚れ専用たわしとして長く使えます。


作業終了です。重曹はちょうど良い量でした。過去に何度もやってこのくらいが良いという量なので当然ですが。

はじめての時は多めに作っておきましょう。不足すると作業が中断して時間のロス。重曹は30g10円程度と安いのでたっぷりと。


フィルタを水ですすぎ後、古タオルで水気を取ります。そのまま換気扇に取り付けて換気すれば風が通ってすぐに乾きます。

今回は清掃後の写真を撮ってみようということで外干ししてみました。



きれいになりました。平面部分のベトつきはなくサラッとした仕上がり。端の汚れも綺麗さっぱり。

汚れる前に短い周期で清掃

漬け置きなどの準備が要らず、取り掛かりが簡単。作業自体は慣れれば5分ちょっとです。

ガッツリ汚れるまで放置してからだと・・・

  • 見た目の汚さにやる気が削がれる
  • 作業自体に時間がかかる
  • たわしなど掃除道具が汚れてそれを綺麗にするのが億劫になる

というように、良いこと無しです。

まだきれいだなあ、という段階で清掃すれば爽やかに作業できます。作業自体も楽しい。

見た目で判断すると大抵は汚れすぎになるので、お勧めはGoogleカレンダーや、Yahooカレンダーなどで通知する方法。

1週間ごと、2週間毎など最初は周期を変えて、汚れ具合と気分よく作業できるかを確認していきます。

半年もすれば、周期、重曹の量、掃除道具の管理などがカチッと決まって、作業の取り掛かりがスッとできるようになります。

過去に試した方法

  • 台所用洗剤をお湯に溶かして漬け置き。たわしやブラシで擦る
    • 油がネッチョリとついていてなかなかきれいにならない。掃除道具が汚れて作業が不快
  • アルミホイルで擦る
    • ほとんど効果なし。
  • 油汚れ専用洗剤
    • 強力洗剤だと毒性的な印象があって気分良く作業できない。排水も無駄に汚れ環境にもいまいち。そもそも宣伝文句ほどきれいにならない

重曹は昔はふくらし粉と呼んで食べたりもしたわけで環境に優しい。作業も気持ちよくできる。あまり汚れないうちにこまめに掃除する方式でやれば、欠点がありません。

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