PayPayの加盟店検索でauショップが多数表示される

ソフトバンクが展開するコード払いアプリPayPay。100億円キャンペーンも話題になり、PayPayを使える加盟店も順調に増えているようです。アプリの加盟店検索機能を使ってキーワード検索してみると、興味深い検索結果が出てきます。

素早く見るための目次

PayPayアプリの加盟店検索機能

PayPayアプリはYahooマップと連動した加盟店検索機能を備えています。GPS機能を使って現在地を割り出し、近所にあるお店をアイコン表示します。

アプリ下端の「近くのお店」アイコンをタップすると地図が表示されます。

アイコン表示はごちゃごちゃしていてやや使いにくい。利用者の位置情報を集めるのには適しているので、この仕様になっていそうです。

文字列での検索機能も有り、こちらはかなり使えます。地図画面右下の虫眼鏡マークをタップすれば文字列検索できます。

書店、ドラッグストアなど業種を入力すると現在地から近いショップがリスト表示されます。

文字列検索で「auショップ」と検索すると多数表示されます。

念の為PC版のYahooマップでも検索をしてみましたが、やはりauショップが出てきます。PayPay側の情報自体が加盟店扱いになっているようです。

auとソフトバンクは携帯電話のライバル。コード決済でもPayPayと競合関係にあるauPayを展開しています。まさかとは思いますが、au側が消費者に利があるのならと別系列のサービスも取り入れる展開？

とりあえず3つのauショップに電話してみました。やはりといういうか、いずれもPayPayを取り扱っていないそうです。

もっとたくさん問い合わせればもしかするとPayPay加盟のauショップはあるかもしれません。しかし可能性は低くauショップを煩わせることになるため、3店舗で切り上げておきます。

PayPayアプリ上から運用者に報告することができます

が選択肢としてあり、簡単に送信できるようになっています。

お店の情報を表示すると下に「連絡をする」が表示されます。ここをタップ

連絡フォームが表示される

下にスクロールして、「問い合わせ種別」を選択し送信

送信完了

最初から精度の良い情報を掲載するのがベストですが、PayPayは走りながら課題を解決しようとするスピード・コスト重視の展開。PayPayの恩恵を受けている利用者がある程度協力するのも良いんじゃないかと思っています。

迷惑な話ですが、加盟していないショップがPayPay加盟店扱いになっている可能性があります。PayPayについて問い合わせがあるようなら、念の為PayPayアプリを入れて、加盟店として掲載されていないかを確認した方が良さそうです。