デビットカードの利用限度額設定をしよう
銀行口座から直接支払いがされるデビットカード。VISAやJCBブランドが付いていればクレジットカードのように使えます。
ただ、クレジットカードと違って弱点があるため、利用限度額の設定や、一時停止・再開をこまめすると安心です。
素早く見るための目次
デビットカードの弱点
クレジットカードに比べると劣る点があります。特に事故の際の対応がクレジットカード会社のような手慣れた対応ができるのか少し疑問があります。
- 不正利用等の事故の際の補償範囲が狭い、小さい
- もしも不正利用された場合、直接残高から引き落とされるため資金計画に狂いが生じやすい。クレジットカードだと実際の引き落としまでに時間差があるため準備や対応がしやすい
- ポイント還元が小さい、キャンペーンが少ない
- 官に近い銀行が運営なのでいろいろと・・ね。
利用限度額設定方法
事故の不安を和らげるには利用限度額設定をきちんと行うのがベスト。デビットカードの種類によりますが、最初の設定は百万円単位の大きなものになっていることが多いようです。デビットカードを発行したらすぐに限度額設定をしましょう。
デビットカードのサイトで手続き可能です。めったに使う可能性がないのなら一時停止(もしくは限度額0円)にしておくと安心。
設定可能な項目はデビットカードによって異なりますが概ね以下の設定が可能です
- 一度の利用額、1日の利用額等細かい設定
- 利用の一時停止、再開
クレジットカード代わりならVISA,JCBブランドのプリペイドカード
クレジットカードを作りたくないのでデビットカードを使っている人ならクレジットカードブランドの付いたプリペイドカードがおすすめ。
還元率の高いもの、工夫次第で還元率を上げられるもの等様々なサービスが出ています。
補償は弱いですがアプリやwebで利用制限をこまめにかければ、ある程度セキュリティを保てます。
利用時に直接銀行口座から引き落とされるわけではなく、事前チャージ方式のためリスク管理が容易です。最悪でもチャージした分だけの被害ですみます。
KYASH (VISA)
スマホアプリですぐにクレジットカードのように使えるKyash。2%還元
- 利用額の2%が還元される。前月利用分の還元が翌月下旬に入ります
- スマホでその場でカード番号が発行されネット通販等ですぐ使える(バーチャルカード)
- 実際の店舗で使えるリアルカードの申込も可能。2~4週間で受け取れる
- チャージ方法
- クレジットカード(自動チャージも可能)
- コンビニ、セブン銀行
- ペイジー
- 利用上限額が低目なので高額商品には使いにくい
- 24時間あたり5万円以下
- 1回あたりの5万円以下
- 1ヶ月間での12万円まで
LINE Payカード (JCB)
- 前月の利用金額によってランクが決まりちょっとハードル高いですが最大2%還元
- LINE Payが多機能なためうまく使えば便利で、還元率も高い
- 期間限定でコード払いは+3%増量
- 集めやすいLINEポイントをチャージして使えるため、マメな人なら節約額は意外と大きい
- 20%還元や10%還元など大きなキャンペーンも毎月のように行われています。
ANA JCB プリペイド
プリペイドで3Dセキュアに対応しているANA JCBプリペイドカード。ポイント二重取り
- 0.5%の還元
- QuicPay払いで10%還元、5%還元キャンペーンが過去にありました
- セキュア認証機能があるため他のプリペイドカードで使えない場面でも使えることがある
デビットカード作成のメリットは申込時のキャンペーン還元
デビットカードの多くは新規申込時に何らかの還元があります。年会費が必要なデビットカードだと特に還元率が高いためタイミングよく申し込むとお得。初年度は年会費無料という条件なら、とりあえず1年利用して不要ならやめるという手もあります。
銀行のキャッシュカード紛失の際にデビットカード付きのものを申し込むと再発行手数料無料という場合があります。
こんなかんじでデビットカードは実際の利用のためというより、何らかの節約・還元を目的に申し込む。と割り切ると良さそうです。