40W直管蛍光灯11本をLEDに替える
40Wの直管型蛍光灯を11本設置してある部屋。これをLEDに替えるので費用等。
蛍光灯からLEDへの取り換え費用
LED 40W 2300lmで1本1,670円
1670円 x 11本=18,370円
ちなみに蛍光灯 40W直管型だと400~1,200円程度(寿命、明るさで選択)
LEDのメリット
- 電気料金を年間15,293円節約
- 取り換え頻度が2年に一回から17年に一回になる
- 2年間で電気料金3万円、取り換え蛍光灯代5,000円分を節約できる
- すぐ点灯し、すぐ明るくなる。
消費電力、電気料金
消費電力: 蛍光灯 36W 、LED 20W
蛍光灯とLEDの差は16W
一日の点灯時間 8時間
1日当たりの電力量の差は、16W x 11本 x 8時間=1,408Wh=1.4kWh
電気代 29.93円/kWhとすると
1日当たりの電気代の差は 41.9円
年間で 15,293円の差になります。
LEDの代金は1年ちょっとで回収可能。
取り換え頻度が減る
年間の点灯時間は、8時間 x 365日=2,920時間
蛍光灯の寿命を6,000時間とすると、2年に一回取り替え
LEDの寿命を5万時間とすると、17年に一回取り替え
蛍光灯だと2年毎に5,000~6,000円の費用。1本500円として。
取り換えの面倒もほとんどなくなります。自分で蛍光管を取り替えるのが難しい人には大きなメリット。
注)寿命時間は確実にその時間壊れないという意味ではありません。偶発故障はどのタイミングで起こるかわかりません。寿命時間は目安と考えます。
すぐ点灯し、すぐ明るい
蛍光灯はインバータイプならすぐ点灯しますが、グロー管タイプだとちょっと間があって点灯します。高速点灯タイプの電子点灯管(1本500円程度)を使えば早くなりますが、LEDほど早くはありません。
蛍光灯は温まった状態で性能を発揮するように作られていますので、点灯直後は暗いのが普通。 特に気温が低いと顕著。 LEDはその問題がありません。 記事
デメリット
蛍光灯の明るさが3500lm程度。今回のLEDは2300lm。と多少差があります。
元々ちょっと暗いなと感じるような場所では、気になるかもしれません。その場合はユニットを追加して、LEDの本数を増やせばいいでしょう。 蛍光灯のように安定器やインバータが不要なので、ユニット単品は1,000円弱と安い。
今回は広さの割に蛍光灯の本数が多い部屋なので暗さは感じません。 念のため先行で3本だけLEDにして、暗く感じたり、違和感は無いことを確認しています。
設置の簡単さ
元々ある直管型の蛍光灯をLEDに置き換えるだけです。蛍光灯が切れたときの取り替え作業と同じで簡単。
グロー管タイプは、グロー管を取り外してLEDに付け替えるのが一般的。外し忘れるとLEDが破損するので要注意。 グロー管不要になりますから、グロー管(100円程度)の交換費用も節約できることになります。
インバーターに対応したLEDも売られています。値段は3,000円/本 前後と高め。 1日の点灯時間が長ければ、省エネ効果を狙ってLED化してもいいですが、短時間の照明で済むのならもう少し価格が下がるのを待つのもありです。