常温で長期保存できるロングライフ牛乳。ヨーグルトも作れる
買い物好きでも花粉シーズンや悪天候の際には外出したくないですよね。生鮮品の多くは冷蔵庫でストックできますが、賞味期限があってある程度日持ちのする牛乳は他の食品の買い物サイクルと微妙にずれてストック切れになることがあります。
常温保存できる牛乳
日本では冷蔵、冷凍の配送ルートが整っていて冷蔵配送が当たり前。ところが、ヨーロッパなど海外ではロングライフ牛乳が標準の国があります。
- フランス、スペイン、ポルトガル:圧倒的にロングライフ。冷蔵牛乳を見つけるのが難しい
- ドイツ、スイス、イタリア:半分はロングライフ
- ブラジル:90%近くがロングライフ
長期保存できる理由(詳細)
- 殺菌温度が高い
- 光と空気を遮断する容器
- 無菌的に充填:清浄エアーを送り込んだ無菌環境下で、滅菌した容器に加熱滅菌した牛乳を無菌状態で充填
売っているお店が少ない
行動範囲のスーパーに電話で問い合わせてみました。価格は税抜
- イオン:1リットル、258円(2019年11月)
- 2023年11月は384円とインフレの影響が出ています
- ヨーカドー:200ml、84円
- 東急ストア:200ml、105円
- 業務スーパー:取扱なし
- マルエツ:取扱なし
取り扱っている店でも種類は1種類のみ。1リットルはイオンだけでした。
イオンで購入
牛乳の用途は主にヨーグルト作り。そのためには1リットルが欲しいということで、イオンで購入しました。
買ったのはこれ。「常温保存可能品」とパッケージに書いてありますが目立たないでしょ。牛乳売り場にあったのですが、なかなか見つけられず店員さんに教えてもらいました。他の牛乳と一緒に冷蔵されています。
パッケージ天面に賞味期限の印刷。2019/12/29
11/4に購入なので残り2ヶ月ほどです。
商品説明
種類別名称が「牛乳」でヨーグルト製造に適しています。
1週間常温後 & 賞味期限切れ品でヨーグルト作り
常温に戻して1週間保管後にいつもどおりヨーグルト製造。
ヨーグルメーカーが縦長の一般的な牛乳パック対応なので、ロングライフ牛乳を普通の牛乳パックに入れ替えて使います。
いつもどおりにヨーグルトメーカーで
できあがりは、若干酸味がありましたがごく普通に出来上がりました。酸味はたぶん加温時間が長かったため。普通の牛乳は冷たい状態から加温しますが、ロングライフ牛乳は最初から常温に温められた状態なので、この差が出たと考えています。次回は時間を少し短めにしてみる予定。→2ヶ月常温保存品で1時間短めにしたところ酸味は感じませんでした。時間のせいなのか味覚の影響なのかは断定できませんが、手作りは味のバラツキも楽しめるのが良いところです。
次にロングライフ牛乳で作ったヨーグルトを種にして、普通の牛乳でヨーグルト作り。これも問題なくできました。逆もOKです。
中身は普通の牛乳なのでヨーグルト作りにも適しています。
後日、2ヶ月ほど常温保存したもの(しかも賞味期限を5日間オーバー)も試しました。結果はおいしくヨーグルトが完成。ロングライフという名の通り常温で長期保存できる優れものです。
パッケージの構造
容器が長期保存できる理由のひとつなので、しっかりとしたパッケージです。
ロングライフ牛乳は通販で買えるのが便利
まとめ買いすれば送料無料になり、スーパーで購入するよりも安く買えます。花粉や悪天候で外に出たくない季節に有効活用したいですね。
普通の牛乳を低料金で配送してくれるネットスーパーも便利。一度買い物体験しておけばいざという時にうまく利用できます。