情報機器を修理に出す時は、中身は全部消えるという前提で

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スマートフォンを修理に出すと、必ず中の設定はすべて消えますといわれます。 中身とは関係のない、電源スイッチが重いとか、操作感が悪いというような状況でも同様です。

これは、中の基盤を修理で交換してしまうと、情報が消えるため。 基板交換に至らなくても、作業途中で情報を消さないといけない状況になったりと、いろいろ面倒なことが起こるためです。 あくまでハードウェアの修理であって情報の修理ではないという事。

幸い、スマートフォンは、環境をバックアップして元に戻せる機能がたいていついています。 手順は初めてだとややこしいですが、きちんと手順を踏めばok。 ただ、まったく元通りに環境を戻せるかどうかは、使っている状況によります。特殊な設定があれば、元通りというわけにはいかないでしょう。

パソコンも、元に戻す方法はいろいろ用意されています。しかし、スマートフォンよりはかなりハードルが高くなります。 HDDの中身を丸ごと別のHDDにバックアップし、修理から戻ってきたPCに書き戻す作業は、誰にでもというわけにはいきません。 じゃ、業者に頼んだらどうかとなりますが、万一のトラブルを考えると、リスクが大きすぎて引き受けてくれるところはまずないでしょう。

便利に使うためには学習時間を割くこと、学習の結果を反映させる作業を厭わないこと。
自分でできなさそうなら、便利さをあきらめる。または、めったにいない奇特な人にサポートを頼む。

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