掃除機の吸引力設定が強から弱に勝手に切り替わる。パーツ水洗いで解消
シャープ サイクロン掃除機 EC-CT12は、1回ボタンを押すと「強」、もう一回押すと「弱」になるタイプ。 「強」で使い始めても30秒から2分ほどで勝手に「弱」に切り替わる現象発生。
原因として思い当たるのは、「吸引の負荷が大きくてモーター保護のために安全装置が働いている状態」 自分が設計するならこういう仕様にしますので。
パーツの水洗い
さっそくお手入れしてみます。分解方法の動画を参考に。この動画はあまり汚れていない状態。
今回の不具合発生時点の汚れ具合は、ダストカップ周りは割と綺麗、HEPAフィルタにホコリが溜まっています。フィルターのホコリによって空気の流れが悪くなり、モーターの負荷が大きくなって安全装置(強から弱への強制変更)が働いたようです。
空気の流れに対して影響が大きい、HEPAフィルタを流水で丁寧に水洗い。
扇風機を使ってパーツをよく乾かして装着 → トラブル解消! 治りました。
清掃頻度の見直し
床掃除はルンバを使うため、掃除機はあまり利用しません。週1回のルンバの清掃で一番使っているくらいなのであまり汚れない方だと思います。
日常的な手入れは、2周間に一度掃除機のダストケースのゴミを捨てる。と同時に、HEPAフィルタの清掃(清掃ダイヤルを回す)を行っています。
パーツの水洗いは、当初1ヶ月毎、2ヶ月毎と徐々に伸ばして6ヶ月毎で安定。その後、水洗いのたびに汚れれ具合チェックして、6ヶ月でもあまり汚れないと感じていました。じゃあ何か起きるまで清掃しなかったらどうなるんだろ? 知りたい。
で、発生したのが今回のトラブル。 前回水洗いから25ヶ月経過しています。
今回の結果から水洗い周期はギリギリを狙うなら24ヶ月周期です。でも保護装置が働くまでの間、負荷が大きくなっているわけですから、省エネの悪化、モーターの寿命へ影響とあまり良くありません。
余裕を見て「我が家の掃除機は1年毎にパーツを水洗い」 ということにしてみます。
各家庭で汚れ具合が異なりますので、人によっては毎週でも良いかもしれません。 大事なのは記憶に頼らず、日付やその時の様子をきちんと記録しておくこと。 記録できない人は説明書に記載されているメーカー推奨の期間でお手入れしましょう。