安くてすぐ壊れる商品は、世の中に必要なもの
家電製品などのレビューサイトやblogで、買ってすぐ壊れた→とんでもないメーカーだ。こんなメーカーはなくなるべき なんていう評価を見かけることが有ります。 3年で壊れたとか、10年経たずに壊れたとか・・・
自分が年をとって、時間のスパンが長くなると10年はあっという間になり、購入した商品もあっという間に壊れたような印象を持ってしまいます。
若者にとっては2,3年というのは、ものすごく長い時間で、その期間に生活環境が激変します。 趣味嗜好の大きな変化、進学、就職による生活環境の大きな変化があり、購入したものが3年も4年も持つ必要は全くないわけです。 半年、一年使えれば十分。そのためには安い事が重要。
自分の老いによる時間を基準に、メーカーなどにやたら長寿命を要求したりするのは、過剰なコスト上昇をまねき、不必要に物の値段を高騰させてしまいます。
安くて寿命が短いという物でも、世の中に必要なもの。自分の狭い価値観で否定し、関係ない(特に若者)に不要なコスト負担をさせないようにしたいものです。