23年2月 nanaco10倍キャンペーン。利用日数と金額で還元率が変わる。利用者側が工夫できる良いキャンペーンかも
nanacoはセブン&アイグループで使える電子マネー。昨年まではiPhoneアプリの登録を促すキャンペーンが主体でした。
今回はグループ内で少額でもいいので頻度多く使って欲しいというメッセージが伝わってくるキャンペーンです。
欠点はちょっと見ではキャンペーンの内容がわかりにくいこと。
わかりにくいということは工夫の余地がある事が多いので、色々なパターンを考えてみました。
素早く見るための目次
キャンペーン内容
使ってお得♪nanacoモバイル 最大ポイント10倍キャンペーン(サイト)
- 期間:2023/2/1~2/15
- 1日税込み800円以上nanacoモバイルで支払いすると達成日としてカウント(複数のお店で利用したらその合計額)
- 達成日の「日数」に応じて、期間中のポイント倍率が2倍、3倍・・・と最大10倍までポイントアップ
- 達成日の税込合計額の0.5%に還元率掛けたものが還元額。nanacoポイントとして還元される
- キャンペーンの還元は、税抜200円ごとに0.5%付与される通常ポイントとは別途計算される
- 還元額の上限は2,000P
- 2月27日に付与
サイトの例で具体的な計算
キャンペーン内容だけだとちょっとわかりにくいので、サイトに例としてあげられているものを見てみます。
11日間利用して、条件の800円以上を達成した日は10日あります。これで最大の9倍還元を達成できています。
11日間の利用合計額は800円未満の日も含めて合計18,796円
18,796円/200円=93.98→小数点以下を切り捨てて93
93x9倍=837nanacoポイント
837Pだと還元上限2000Pに対してかなり余裕を残しています。
上限2000P達成方法いろいろ
還元率重視なら10日間利用
nanacoが使えるお店を期間中10日間利用するのが簡単な場合は、税込800円以上10日間利用して9倍還元(4.5%還元)を狙えます。
上限額は2,000nanacoポイントなので、最大還元率で必要な買い物金額を求めると
2000P÷4.5%=約44,444
期間中に10日以上、合計44,500円nanacoで支払いをすれば上限2,000Pを得られます。
最短日で上限2,000P還元を狙う
今年の花粉は大量予想のためできるだけ外にいる時間を減らしたいと考える人もいるかもしれません。その場合は日数は最小限で1回の利用金額を増やすことで上限2,000Pを達成できるか計算してみます。
- 5万円を3日会計すると
- 還元倍率は2倍
- 支払い合計額150,000円
- 150,000円x0.5%x2倍=1,500nanacoポイント
- 上限2,000nanacoポイントに届きません
- 5万円を3日、800円を1日会計すると
- 還元倍率は3倍
- 支払い合計額150,800円
- 150,800円x0.5%x3倍=2,262nanacoポイント
- 上限2,000nanacoポイントが還元されます
- 33,400円を4日間会計すると
- 還元倍率は3倍
- 支払い合計額133,600円
- 133,600円x0.5%x3倍=2,004nanacoポイント
- 上限2,000nanacoポイントが還元されます
- 66,800円を2日、66,400円を1日会計すると
- 還元倍率は2倍
- 支払い合計額 200,000円
- 200,000x0.5%x2倍=2,000nanacoポイント
- 上限2,000nanacoポイントが還元されます
- 200,000円を2日会計すると
- 還元倍率は1倍
- 支払い合計額 400,000円
- 400,000x0.5%x1倍=2,000nanacoポイント
- 上限2,000nanacoポイントが還元されます
- 注)40万円だとnanacoの月額の上限を超えるかもしれません
日数が少ないと元金に対する還元率は低くなりますが、お店での会計が作業(労務費)と考えるなら日数を減らして還元絶対額を求めるのも一つの考え方です。
組み合わせはGoogleスプレッドシートで試してみました
POSAカードは対象か?
キャンペーンサイトにはPOSAが対象外と記載がありません。合計額で還元が決まるようなので、たまトラはPOSAカード(楽天キャッシュ用の楽天ギフト)も対象だろうと考えて参加します。
もしPOSAが対象外だっとしても、損失は無いのでしょうがないと受け入れられます。→→無事ポイント付与されました
POSAカードキャンペーンが併用できます。
まとめ
昔ならこんな面倒なキャンペーンを行っても消費者には受け入れてもらえなかったと思います。わずか2,000円相当のために時間や手間をかけてられないというのが一般的な考え方でしょう。
今はポイントに興味を持つ人が多く、収益というよりも娯楽的な要素で参加する人もいます。そういう層にとっては今回のようなキャンペーンは変動要素が多くて楽しめそうです。