LINEアプリからVisaプリペイドカードを発行可能に。iD決済にも対応
すでにクレジットカードのVISA LINEPayカードを発行しているLINEが、Visaブランドでプリペイドカードも発行です。これに伴い従来のJCBブランドの「LINE Payカード」の新規発行を2020年末に終了予定。すでに発行済みの場合は継続利用可能。
LINEは変化のスピードが早くて観察対象として面白いですね。
「Visa LINE Payプリペイドカード」の概要
- 2020年12月開始予定
- LINEアプリからバーチャルプリペイドカードとして発行
- ApplePayやGooglePayにも順次対応。iDに対応するので、高速決済可能な電子マネーとしても使える
三井住友カードとの関係強化
- 現在はLINE Payのチャージ&ペイ機能は、VISA LINEPayカード(クレジットカード)のみ対応 → 2021年春からは、三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードにも、チャージ&ペイを対応させる
- 三井住友カードが発行するクレジットカードの利用通知をLINEアプリで行えるようにする
- 三井住友カード会員が、LINEの各種サービスを利用した際に「Vポイント」還元をアップする
まとめ
LINEは新サービス展開の際には、キャッシュバック等を行って一気に会員を増やそうとします。以前より還元は小規模になってきましたが、条件的にはゆるいことが多いので期待しましょう。
気になるのは同じソフトバンクグループのPayPayとの事業関係ですね。LINEもPayPayも強いブランドなので、それぞれが市場を取っていこうということのようです。