街のお店でスマホでバーコード払いしようとするとエラーになる。お店のFreeWiFiが原因の場合
お店のレジでスマホのバーコードで支払いしようとしたら、謎エラーになって使えなかったことはありませんか。
原因の一つに、ショッピングモールやお店が設置しているフリーWiFiに接続してしまうことがあります。フリーWiFiのうち、接続後にwebブラウザーで認証するタイプに起きやすい症状。
状況
発生、原因、とりあえずの対処の流れ
- バーコード払いアプリを起動して支払おうとすると「ネットワーク接続エラー」が表示される。
- スマホ画面を見るとWiFi接続のアイコンが表示されている
- 接続エラーの原因はフリーWiFiに接続によりインターネットに接続できず、スマホコード払いのサーバーに接続できないため
- その場の対処としては「WiFiを接続を切る」
小売店のフリーWiFiの影響
小売店側で用意しているフリーWiFiは使いようによっては重宝します。
現在は、お店でのスマホ決済が増えたためフリーWiFiが邪魔になる事になることも。
スマホ決済で影響を受けるのは通信が必要なバーコードアプリ。古くからあるおサイフケータイのFelica、NFCはスマホとお店の通信機器が直接短距離通信をする仕組みなので、WiFiの影響を通常受けません。
フリーWiFiのうちアプリが自動でユーザー認証接続するタイプなら、あまり問題は起きません。
ほぼエラーになってしまうのが、webブラウザでユーザー認証するタイプ。webブラウザで認証するタイプは、ユーザーがブラウザを開いて操作しないとネットへの接続ができないからです。
例えばマツキヨのWiFiがwebブラウザ認証タイプです。実際、マツキヨでこのエラーになって、スマホのWiFi接続切った経験が何度かあります。
トラップ的なのはd払い。d払いはドコモの回線契約があるとSPモードでの接続が必須なため、自動認証接続タイプのWiFiに接続しても、d払いアカウントが接続エラーを出して使えません。このときもWiFiを切断することで対処できます。
iPhoneは勝手にWiFiをONにする
AndroidはユーザーがWiFiをonにすればずっとON、offにすればずとOFFです。当たり前のようでiPhoneは動作が異なります。
ユーザーの設定には一応従ってやるが、iPhneの都合で勝手に変更するよ。それがiPhoneワールドだから。という仕様。WiFiをOFFにしていてもiPhoneの決めた条件でいつのまにやらONになっていて思わぬエラーということはよくあります。
iPhoneはそういうものだと受け入れて慣れるしかありません。
iPhoneのネットワークをリセットする
小売店に行くと勝手にWiFiをONにしてフリーWiFiにつないでしまうiPhoneは「ネットワークリセット」で対処。
「ネットワークリセット」は一括で過去のすべてのWiFi接続情報を消去できます。一旦消去して必要なWiFi情報は改めて入力すれば良いと考える人にはおすすめの方法です。
ネットワークリセット方法(iOS15.3の場合)
「設定」を開いて「一般」をタップ
「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
「リセット」をタップ
「ネットワーク設定をリセット」をタップ
自動で再起動されます
再起動後にはWiFi接続情報全て消えています。必要なWiFi接続情報を新たに入力しましょう。