Windows11は2021年後半に提供。Windows10からは無料アップグレード。Windows10は少なくとも2025年までサポート
Windows11が発表され2021年後半に提供開始です。中身的には大きな変化はないので、大半の人は急いでアップグレードする必要はありません。
Windows10から無償アップグレード
Windows7や8から無料で10にアップできたように、10から11へのアップグレードは無償です。
気になるWindows10の延長サポートは2025年10月とされています。まだ4年以上の余裕があるため、Windows11にアップグレードしなくても支障なく使えます。場合によっては2025年よりも更に延長されるかもしれません。
Windows11の特徴
Androidアプリが動作するのが目立つ特徴。CPUがIntel系だとうまく動かないアプリもあるはずなので、おまけ程度に考えると良さそうです。もしも、Windowsとのデータ受け渡しが簡単にできる仕様なら強力な機能になるかもしれません。 Intel BridgeTechnologyによってCPU,SoC問わずうまく動くようです。
スタートメニューが左端から中央に変更など見た目の違い。新デザイが気に入らない場合は、自分でカスタマイズすればいいでしょう。
市場の反発で再検討中
Windows11にアップグレードできる判定アプリの結果から、要求仕様が高いすぎるという市場の声が上がっています。家庭用にTPM2.0が必要か疑問、もっと古いCPUにも対応して欲しいなど。
マイクロソフトは要求仕様について見直しをしているようです。
Windows11に必要な仕様
2016/7/28以降 2018年あたりのPCなら、低価格機を除けば仕様を満たすようです。
- CPU:2コア以上、64bit
- 公式ツールでOKになるものは、Intel第8世代、Ryzen2000以降
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB
- グラフィック:DirectX 12以降
- システムファーム:UEFI、暗号化チップ:TPM2.0
この仕様は最低限なため、快適に使うためにはそれなりの性能が必要。
古めのPCはTPM2.0がネックになりそうです。TPM2.0対応しているPCでもTPM1.2でWindows10をインストールしている場合はクリーンインストールが必要になるかもしれません。
判定アプリの提供は中断。十分な内容に改善して2021年秋に公開予定
自分のPCがWindows11を使えるかの判定ができる公式アプリをダウンロードできます。こちらのページの「アプリをダウンロード」から入手。
現状のWindow10に不満がない人は、2025年になってからPCの購入を検討すれば十分間に合います。その頃には2020年前後に販売された高性能PCを中古で安く買えるようになっているはず。Windowsは要件を満たせば古いPCでも支障なく動くため、ハイスペック中古購入は選択肢のひとつです。
判定に役立つサイト
まとめ
Windows10で不満を感じていない人は、2025年まで10を使い続けて11に移行。
Windows11に魅力を感じる人で、初期トラブルを避けたい場合は2022年に11へ移行。
すぐに使ってみたい人は、アプリで自分のPCが使えるかをチェックしプレビュー版を試す。
という感じですね