PCのSSDに1日60~100GB書き込み
防犯カメラ用に、大きいファイルを毎日HDDに書き込んでいます。 カメラの台数が増えるとファイルのクローズ・オープンに時間がかかり、数秒から数分ほど無録画時間が発生する問題が発生中。
fpsを落としましたがまだ無録画時間が発生。 対象物の変動をとらえて録画するモードだけだとちょっと不満なので全録画としたい。
pc自体をパワフルなものに交換すればすぐに解決できます。しかし、録画用PCは24時間稼働のため、今の省エネマシンで何とか解決したいと考えています。
内蔵SSD64GBの30GBに書き込む
SSDに書き込み、古いファイルは順にHDDに移動させる方法にすると
メリット:HDDよりかなり高速。無録画時間を短縮できる。
デメリット:SSDの寿命が心配
SSDの寿命は条件によって変わる
昔、SSDを導入した際に、長寿命化のためできるだけ書き込みを減らすという目的で細かい設定をしていました。 その感覚だとSSDはすぐ壊れるイメージです。
しかし、今のSSDは100TBレベルの書き込みに耐えられるようです。参考
但し、データ保持期間を長期でという条件を付けると、寿命は短くなります。 時間とともに素子の電子が少しずつ漏れて、いずれはデータが消えます。その保持期間は、素子が摩耗するのに伴って短くなっていくとのこと。 参考
短期間のデータ保持で良いのなら、故障と判定されずに動くため、見かけ上寿命は長くなるとも言えます。
今回の使い方では、毎日データを大量に書き込むため、データ保持時間は短期間でOKです。1日でSSD容量64GBを一周するので、1日以上データを保持できれば正常という判断が可能です。この条件なら1000TB(1PB)という長寿命も可能かもしれません。
一日60GBの書き込みで年間22TB。 控えめに寿命100TBとすると、5年近く持つ計算になります。
64GB SSDの値段は現在5,000円台、120GBで6,000円台。 安いものなので、寿命を気にせず使えます。 5年後には同じ値段でもっと大容量の物が買えるはずです。
SSD故障の前兆
SSDのコントローラーが壊れた経験はあります。この時はSSD自体を認識しなくなったのでわかりやすい症状でした。 では、徐々に壊れていった場合の症状は?
こちらに症状が書かれていました。 SSDを認識しなくなったり、ディスクエラーが出るとのこと。 これらの症状が何度か起きたらSMARTでチェックすれば、故障判定できそうです。
32GBメインメモリにして、30GBをRAMディスクに割り当てる方法
RAMディスクならアクセスが高速、かつ長寿命なので、ベストな選択といえます
しかし、使っている省エネPCのメモリは1スロットのみ。DDR3Lは8GBしか一般的に売られていませんので残念ながら希望に合いません。
RAM自体、2011年に比べるとずいぶん高騰していますので、SSDで妥協するのが現実的です。
RAMディスクソフトはフリーで32GB確保できるRAMDA。他にもいろいろ出ています。