GoogleMapが自転車のルート検索に対応。かなり優秀

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日本のGoogleMapもやっと自転車のルート検索に対応しました。自転車のアイコンはあっても選択はできなかった機能です。

移動としての自転車乗りが望む楽なルート

スポーツや運動なら体を鍛えるルートが良いのかもしれませんが、移動が目的ならできるだけ楽なルートが望ましい。

楽なルートとは

  • 上り坂が少ない
  • 向かい風を避ける
  • 信号が少ない

が重要な3ポイント

自転車でエネルギーを消耗するのは上り坂。これを避ける方法は割と単純で川沿いを走ること。

街中の川の大半はゆるやかな勾配。滝がある場所は町中ではほぼ見かけません。段差すら少ない。川沿いルートにはサイクリングロードの併設も多く、楽な移動という意味では鉄板です。

逆に、川を横断するようなルートを使うと、アップダウンの連続で多少の近道であっても体力の消耗は激しくなります。同じ川を5回くらい横断するとうんざりして、二度とこのルートは使いたくないと思いますね。

上り坂に匹敵するきつい条件は向かい風。風の方向は季節と時間帯である程度予測可能。自分が通る時間帯で風向き予想に合わせてルートを変えると楽さが違います。無風がベストですが、ある程度風が吹いているのなら追い風の比率を増やすようなルート取りをします。

町中の自転車移動でじわじわとダメージを受けるのが信号待ち。Stop&Goは平均速度を引き下げ、速度0から巡航速度に載せるまでの体力を消耗します。何度も信号に引っかかると慣性の法則が頭の中をぐるぐる回って、等速直線運動が恋しくなってきます。

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GoogleMapの自転車ルートはかなり希望に近い

以前、自転車移動を趣味にしていたときは1日100km以上走ることも珍しくありませんでした(過去形)

過去に何度も検討してやっと見つけ出した自転車ルートをGoogleMapで試してみると、ほぼ満足の行くルートを検索してくれています。基本は川沿いのルートを選択。川沿いまでのルートも幹線道路よりも少し細めの道を選んでくれてかなり優秀。

風向きまでは配慮されていませんが、いずれこの情報も反映されるかもしれません。

機械的な検索なので、細かいところで遠回りしてみたり、場所によっては頓珍漢なルートを検索したこともありました。が十分な結果です。当日の状況により多少のルート変更は人力検索でも当然あることなのでGoogleMapの自転車ルート検索は十分な品質です。

これだけ適切なルート検索だと、多くの人がGoogleMapのルートに従うようになり、謎の自転車渋滞を生むかもしれませんね。

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