限定dポイントをiDに交換できる。期間を6ヶ月延長可能。実際の操作での失敗談
dポイントを電子マネーiDで使うための「iDキャッシュバックコース」の交換条件が変更されました。お得で使いやすくなっています。
素早く見るための目次
変更内容
- 対象外だったdポイント(期間・用途限定)が対象に
- 交換できる最小ポイントが2,000Pから100Pに変更
- 交換レートが1:0.9から1:1の等価に
- 交換後6ヶ月間の有効期限
- dポイント(期間・用途限定)の延長に便利
- 交換上限
- dカード(iD)が40,000ポイント/月(400口)
- d払い(iD)が10,000ポイント/月まで
ライバルがひしめき合っている電子決済で、ドコモのdポイント、iDのあわせ技によるパワーアップ効果を狙っているようです。
iDキャッシュバックコースとは
対象はdカード所有、またはドコモ回線契約有りの人。
支払いからキャッシュバックまでの例
- dカード
- 1,000PをiDキャッシュバックに交換する
- dカード次回請求月のうちiD支払いした金額が600円だった
- dカードの請求から600円差し引かれる
- 残ったiDキャッシュバック400円分は繰り越されてdカード請求から差し引かれる
- d払い(支払い元がクレジットカード)
- 1,000PをiDキャッシュバックに交換する
- クレジットカード次回請求月のうちd払い(iD)支払いした金額が600円だった
- クレジットカードの請求から600円差し引かれる
- 残ったiDキャッシュバック400円分は繰り越されてクレジットカード請求から差し引かれる
- d払い(チャージ)
- 推測です)チャージ残高にiD利用分が戻る。タイミングは即時?
注意点は、iDで支払った分だけが差し引きの対象になること。クレジットカード払いには充当されません。
手続き期間と利用期間
iDキャッシュバック(dカード)での例
- 3/1~3/31にiDキャッシュバックの手続きをすると
- 3/16~9/15までのdカード(iD)利用分に対して適用されます
- 初回の充当は5月請求分(3/16~4/15利用分)から
- iDキャッシュバック照会ページへに残高表示されるのは4/15(手続きの翌月15日)
交換してみた&うっかりミス
お試しで期間限定ポイントを100P交換してみることにしました。iDキャッシュバック(dカード)を利用。
交換ページで数量100と入力して、「交換する」をクリック
確認画面をよく見ずに次へをクリック
もう一度確認画面
「申込む」をクリックした結果
・・・1万ポイントをiDに交換してしまいました。大失敗!!
何度も確認の画面が出てきているのに、1口100Pで100口の1万Pになっていることに気づかないままでした。1万近い通常ポイントを一気に失ってしまってショック。ドコモ投資を楽しむ軍資金が減ってしまいました。
「iDキャッシュバック照会」への反映時期
2020年4月29日に交換手続きした結果
dカードの「iDキャッシュバック照会」ページへの反映は、15日頃となっていますが実際には2020年5月20日でした。GWや自粛要請期間もあったりで、少し遅めだったのかもしれません。
iDキャッシュバックの適用は
- 交換した月の16日(今回なら4月16日)から
- 6ヶ月後の15日(今回なら10月15日)までの
- dカード(iD)利用分に対して適用
iDキャッシュバック照会のページで確認すると、利用期限は10月15日で予定通りです。
失効させないためには新たに追加で期限延長させる
いろいろなキャッシュレスキャンペーンがあって、なかなかiDで消化できないことがあります。iDキャッシュバックの有効期限6ヶ月をうっかり忘れて失効するともったいない。
失効防止には有効期限が切れる前にポイント追加がおすすめ。新たに追加したポイント分の有効期限が、残高すべてに適用されて有効期限は6ヶ月後になります。
6ヶ月ごとだと15日区切りで失敗するかもしれないのでiDキャッシュバック残高が残っている場合は「最終追加日から5ヶ月後に追加」しておけば安心です。
まとめ
大きな還元でdポイント(期間・用途限定)を取得した際には、期間内に効率よく使うのは悩みどころでしたが、今回の改定で簡単になりました。
dポイント、d払いの還元効率のためにも、dカード(年会費無料)かドコモ回線(ケータイ契約なら税抜1,200円/月)は持っておいたほう良いですね。