ネットバンクのトークン導入は実情の理解不足では

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ゆうちょがセキュリティを高めるために、トークン(ワンタイムパスワード生成機)の配布を始めました

トークンは10年以上前から一部のネットバンクで採用されています。 シンプルに高いセキュリティを保てる良いツールだとは思っています。

しかし、世の中いろいろな人がいて

その大事なトークンをうっかり(というより年がら年中)無くして探し回る人もいます。

さらに、トークンに表示される文字が小さい。 割と大きな文字でも拡大鏡が無いと見えない人も世の中にはたくさんいるわけです。

やっとトークンを見つけたら、今度は拡大鏡が無いと探し回る。 なんていう冗談みたいなことが起きることを、見たことも想像したことも無い人達がトークンを導入の決定をしたんでしょう。

 

有料でもいいので文字表示が大きく、本体も大きくて行方不明になりにくい物を用意して欲しいものです。 できれば音も鳴らせるもの。 スマートフォンをうまく活用すればこれらの要求を満たせそうです。

 

道具を導入するのもいいですが、利用者本人がオンラインの安全性についてよくわかっていない状態だと、また新たな問題が発生します。 消費者教育を金融機関がやるのが一番。 日本人は遊び事のスキーにすら〇級なんていう検定を導入しています。 オンラインバンク検定5級以上で、残高確認ができる。3級以上で10万円までの振り込みができる。というようなものを導入すれば喜んで学習するかもしれません。

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